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海づくりレポート
平池にてヘラブナの取り上げが行われました

香川県はため池が多く淡水魚も盛んに養殖されています。
これまでは香川県の海水魚を中心に取材を行ってきましたが、今回は全国でも1、2位の生産量を誇る”ヘラブナ”のため池養殖について、全国湖沼河川養殖研究会近畿中四国ブロック会の視察に同行取材してきました。


仏生山町にある平池
クレーンで引き上げます
AM10:30現地到着。
取材班が現地に到着すると、既に早朝(AM7:30)より地引網を引いて、1ヶ所に集められたヘラブナがコンテナごとクレーンで引き上げられている最中でした。
どこに連れて行かれるのかな?

【写真右】今回の取材でお世話になった、水上淡水養漁場の水上為雄さん62歳。この道なんと45年の大ベテランです!!

網を引く時は重りが付いてる方の網をウインチを利用して少人数でヨイショ!と引きます。
これは、なるべく作業を効率的に行うために考案された方法で、その他にも、
・出荷する目的の魚だけがとれる様に、網の目の大きさを変える。
・魚の入ったコンテナをクレーンを使ってトラックに積み込む。
・クレーンを平行移動のみさせ動線を抑える。
など、本来大変な重労働を伴うフナ養殖ですが、様々な工夫をこらすことで作業の軽減を図ってきました。
水上さん

水上為雄さん

蓄用水槽に入れて選別
ヘラブナ 水槽
これが今回の主役のヘラブナです。
池から取り上げたヘラブナは一度、池の近くにある水深3mの蓄用水槽に入れて、選別作業が行われます。

旋回リフト
選別した魚を鉄製のコンテナに入れ輸送用のトラックに積み込みます。鉄製の理由は、旋回リフトで持ち上げたコンテナごと回転させて、中の魚をトラックに搬入する事ができる為。

こういった方法も養殖業者としては他に先駆けてとり入れたものです。
旋回リフトは力もちだね

ヘラブナの特徴
エサ箱と水上氏 ヘラブナは地域によって、ゲンゴロウブナ、カワチブナ(大阪)と呼ばれています。
ヘラブナ養殖の利点は成長が早い事。
逆に難点としてフナはとても神経質で人にあまり慣れません。
その為エサやりは、エサの入ったコンテナをクレーンで吊って水深1mくらいの場所に置きエサにしなければいけません。

深い場所だと魚がエサを食べたかどうか確認が出来ず、逆に浅過ぎると警戒してエサを食べません。
使用するエサは魚粉・ヌカ・脂肪・穀類を混ぜて作ります。
「脂肪は魚にとって大切だが、多すぎると魚に脂が乗り過ぎて美味しくないんだよ」と水上さん。
ぼくは成長が早いんだよ

全国各地に出荷
説明
全国湖沼河川養殖研究会近畿中四国ブロック会の方々の前で説明をする水上さん。

出荷先は主に関西・関東方面で、過去には北海道や九州にも出荷した事があります。
そのうち8割が全国各地へ
ヘラブナ釣り用として、残りの2割は食用です。取引先の要望によりオス・メスの判別や大きさなどを選別して出荷します。

出荷量は10月で2トン、2月で4トンと推移し今が最盛期です。
出荷サイズは1kgあたり3枚が最適で、体長は約27cmくらいになります。
ヘラブナ釣りは繊細な釣りで、引きの強さに醍醐味があり、全国に愛好家がたくさんいます。


池全景 魚類養殖
平池は満水時の水量が135万トン。
現在、100万トンの水量があり、その中にはなんと50トンもの魚が養殖されています。
魚類養殖の池である事を意味する杭が平池の周りに何箇所か設置されています。
良い子はこの場所で釣りをしないようにしましょうね。
すごく広くて住み心地がいいね

このように水上さんは、使用する網も自分で生地を買って、重りやウキを付け、その池や水量に最も適した漁法を取り入れるなど、様々な創意工夫をこらしてフナ養殖に取り組んでいます。
香川では、海だけでなく、こうしたため池などからも、漁業者の地道な努力により、フナをはじめとした香川県産の良質な魚が全国に向けて出荷されているのです。




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