平成19年 全国物価統計調査結果の概要


格差の大きい住居費
暮らしやすい四国地方
四国内で1番高い香川県
四国の県庁所在市で2番目に高い高松市
県内のブロック別物価水準
品目別地域差指数




全国結果についてはこちらをご覧ください。
(総務省統計局のホームページ)



全国より3.2ポイント低い本県の物価水準
 香川県=96.8
 高松市=99.7

平成19年全国物価統計調査は、国民の消費生活において、重要な支出の対象となる商品の販売価格及びサービス料金並びにこれらを取り扱う店舗の業態や経営形態など価格決定に関する様々な要素を幅広く調査し、物価の店舗間格差、銘柄間格差、地位間格差など価格差の実態を解明し、各種行政施策の基礎資料を得ることを目的として実施しています。
 この統計調査は、統計法に基づく基幹統計として、昭和42年に第1回調査を実施して以来、46年、49年、52年、57年、62年、平成4年、9年、14年と実施され、今回の19年調査は、第10回目に当たります。調査期日は平成19年11月21日現在で、調査市町村にある小売店舗などを売場面積、産業分類及び店舗の業態によって区分し、それぞれの区分の中から、全国で約137,000店舗、180品目を対象に調査しました。
 県内では、高松市、丸亀市、善通寺市、さぬき市、三豊市、宇多津町、三木町の1,255店舗を対象に調査が行われましたので、先に総務局統計局から公表されました全国の調査報告によって、消費者物価地域差指数のうち香川県分について次のとおりお知らせします。

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【格差の大きい住居費】

―総合指数みた物価水準―
 全国平均を100とした消費者物価地域差指数は、総合指数で、香川県96.8、高松市99.7、丸亀市95.4となっています。香川県は、全国平均を3.2ポイント下回っており、全国でも物価水準の高い方から数えて29位(前回調査32位)とやや低い方に位置していますが、これは、前回と同様に住居の格差によるものです。
 一方、高松市については、全国平均ほぼ同率の99.7となっておりますが、これは、住居は低いものの、被服及び履物、家具・家事用品、光熱・水道、諸雑費などの価格水準が低くなっているためである。また、丸亀市は、全国平均を4.6ポイント下回っていますが、これは、住居をはじめ、被服及び履物、諸雑費などの価格水準が低くなったためであります。
 県内の5〜10万市、5万未満市、町は全国平均を6.3〜5.3ポイント下回っています。これは、住居、被服及び履物、諸雑費、教育などの価格水準が低くなっているためです。
 高松市と比較すると、丸亀市、5〜10万市、5万未満市、町は1.3〜2.8ポイント下回っています。



―費用別指数からみた特徴―

食      料 本県は、96.2と全国平均より3.8ポイント低く、全国では27位(前回35位)となっています。これは、果物、穀類、野菜・海藻、菓子類、外食、調理食品の価格水準が低かったことが要因です。
 県内では、高松市が97.3と最も高く、丸亀市が96.6と高松市より0.7ポイント低くなっています。また、高松市より人口5〜10万市が1.9ポイント、5万未満の市が2.3ポイント、町が2.8ポイントそれぞれ低くなっています。これは、野菜・海藻、外食、調理食品などが低かったのが要因です。
     
住      居 本県は、77.9と全国平均より22.1ポイントと大幅に低く、全国では43位(前回41位)となっています。これは、10大費目中最大の格差であり、特に家賃が73.0と全国平均を大きく下回ったのが要因です。
 県内では、高松市が82.6と最も高く、丸亀市76.2と高松市より6.4ポイント低くなっています。高松市より人口5〜10万市が7.0ポイント、5万未満市が3.6ポイント、町が13ポイントそれぞれ低くなっています。これは、家賃、設備修繕・維持ともに格差が低かったのが要因です。
     
光 熱 ・ 水 道   本県は、106.0と全国平均より6.0ポイント高く、全国では14位(前回15位)となっています。これは、ガス代、上下水道が高くなったのが要因です。
 県内では、高松市が106.0と最も高く、丸亀市は高松市より1.3ポイント低くなっています。これは、ガス代、他の光熱、上下水道ともに低くなっています。高松市より人口5〜10万市が0.5ポイント低くなっていますが、これはガス代が21.4ポイント低くなっていますが、逆に上下水道24.6ポイント高くなっています。5万未満市が0.2ポイント低くなっていますが、これは、上下水道が17.2ポイント高くなっていますが、逆にガス代が16.9ポイント低くなっています。町が1.7ポイント低くなっていますが、これは、ガス代が10.8ポイント低くなっていますが、逆に上下水道が5.7ポイント高くなっています。
     
家具・家事用品  本県は、103.5と全国平均より3.5ポイント高く、全国では5位(前回33位)となっています。10大費目中、全国順位では最高の5位となりました。これは、家事用サービス11.3ポイント、室内装飾品11.1ポイント、家事用消耗品6.0ポイントと高くなったのが要因です。
 県内では、高松市が110.1と最も高く、県を大きく上回っています。丸亀市は高松市より7.8ポイント低くなっています。これは、全ての品目で低くなっています。高松市より人口5〜10万市が4.8ポイント低くなっていますが、これは、室内装飾品が37.8ポイント高くなっていますが、逆に家事サービスが63.5ポイント低くなっています。
 人口5万人未満市が5.0ポイント低くなっています。これは、室内装飾品が29.5ポイント高くなっていますが、逆に家事サービスが35.4ポイント低くなっています。町は、27.0ポイントとと大幅に低くなりましたが、これは、家事用サービスが128.5ポイント、家事雑貨33.8ポイント低くなったのが要因です。
     
被服及び履物  本県は、100.8と全国平均より、0.8ポイント高く、全国では21位(前回6位)となっています。これは、シャツ・セーター・下着類が3.7ポイント低くなりましたが、逆に履物類3.2ポイント、他の被服類3.4ポイント高くなったのが要因です。
 県内では、高松市が120.8と最も高く、県を大きく上回っています。これは、他の被服類33.0ポイント、衣料24.3ポイント、履物類20.8ポイントと高くなったのが要因です。丸亀市、人口5〜10万市、人口5万未満市、町とも高松市より38.9〜26.0ポイント低くなっています。これはいずれの品目も相当低くなったのが要因です。
     
保 健 医 療  本県は、101.1と全国平均より1.1ポイント高く、全国では7位(前回32位)となっています。これは、保健医療用品・器具が7.3ポイント高くなったのが要因です。
 県内では、丸亀市が101.5と最も高く、高松市より0.1ポイント高くなっています。人口5〜10万市、人口5万未満市、町とも丸亀市より0.2〜1.3ポイント低くなっています。これは、医薬品・健康保持用摂取品、保健医療用品・器具が低くなったのが要因です。
     
交 通 通 信  本県は、98.7と全国平均より1.3ポイント低く、全国では14位(前回24位)となっています。これは、自動車等関係費が2.8ポイント低くなったのが要因です。
 県内では、高松市が100.8と最も高く、県を大きく上回っています。これは、交通費1.2ポイント、自動車等関係費が3.4ポイント高くなったのが要因です。丸亀市、人口5〜10万市、人口5万市、町とも2.6〜5.0ポイント低くなっています。これは、交通、自動車等関係費が低くなったのが要因です。
     
教      育  本県は、92.5と全国平均より7.5ポイント低く、全国では28位(前回34位)となっています。これは、補習教育が19.0ポイント低くなったのが要因です。
 県内では、丸亀市が98.5と最も高く、逆に最も低いのは高松市で90.4です。丸亀市が高くなったのは、補修教育が高松市より25.0ポイント高くなったのが要因です。人口5〜10万市、人口5万未満市、町とも丸亀市より3.6〜6.6ポイント低くなっています。これは補習教育が低かったのが要因です。
     
教 養 娯 楽  本県では、95.6と全国平均より4.4ポイント低く、全国では41位(前回26位)となっています。これは、教養娯楽サービスが6.1ポイント低くなったのが要因です。
 県内では、高松市が96.9と最も高く、丸亀市、人口5〜10万市が0.9ポイント、人口5万未満市が3.7ポイント、町が5.0ポイント低くなっています。これは、教養娯楽サービス、教養娯楽用品が低かったのが要因です。
     
諸  雑  費  本県では、98.6と全国平均より1.4ポイント低く、全国では22位(前回20位)となっています。これは、理美容用品が2.3ポイント高くなりましたが、逆に身の回り用品が6.8ポイント、他の諸雑費が2.6ポイント低くなったのが要因です。
 県内では、高松市が104.1と最も高く、県平均より5.5ポイント高く、丸亀市、人口5〜10万市、人口5未満市、町が高松市より8.7〜11.5ポイント低くなりました。これは、理美容サービスは、高くなりましたが、逆に身の回り用品、他の諸雑費が低くなったのが要因です。
     



  (参考)都道府県別消費者物価地域差指数 (総務省統計局のページへ)




図1 香川県都市階級別地域差指数


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【暮らしやすい四国地方】



 地方別に消費者物価地域差指数(全国平均=100)をみると、総合指数では、沖縄地方が91.9と最も低く、次いで、四国地方96.2、九州、東北地方が97.4となっています。逆に最も高いのは、関東地方で102.3、次いで近畿地方100.9と、これら2地方が全国平均を上回っています。このように、関東地方及び近畿地方が高いのはいずれも物価水準の高い大都市を擁しているためであり、これに対し、四国地方が低いのは、住居や教育などの価格水準が低いことによるものです。

図2 地方別消費者物価地域差指数(総合)

表4 地方別にみた大分類別指数

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【四国で1番高い香川県】



 四国4県を各県別に消費者物価地域差指数(全国平均=100)をみると、総合指数では、香川県96.8【全国29位(前回32位)】、高知県96.4【全国35位(前回18位)】、徳島県96.2【全国38位(前回26位)】、愛媛県95.7【全国43位(前回41位)】となっており、香川県が四国内では物価水準が最も高くなっています。
  4県の地域差指数の最大格差は、1.1ポイントとなっています。これは、愛媛県において住居、家具・家事用品の価格水準が低いことによるものです。

表1 四国4県の消費者物価地域差指数

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【四国の県庁所在市で2番目に高い高松市】



 4県の県庁所在市(川崎市、浜松市、堺市、北九州市を含む)別に消費者物価地域差指数(全国平均=100)をみると、総合指数では、高知市100.3(全国27位)、高松市99.7(全国33位)、松山市98.2(全国43位)、徳島市98.0(全国44位)となっており、高知市が四国内では物価水準が最も高く、全国平均を0.3ポイント上回っています。4市の地域差指数の最大格差は、2.3ポイントとなっており、これは、高知市において食料、交通通信の価格水準が高いことによるものです。

表1 四国4県の消費者物価地域差指数


【県内ブロック別物価水準】



 県内を東讃、西讃のブロック別に消費者物価地域差指数(全国平均=100)をみると、東讃ブロックでは、総合指数をはじめ食料、住居、家具・家事用品など光熱・水道及び教育を除いて全ての費目で県平均を上回っており、逆に西讃ブロックでは、総合指数をはじめ食料、住居、家具・家事用品など光熱・水道、教育を除いて全ての品目で、県平均を下回っています。これは、東讃ブロックには、価格水準が高い高松市が含まれているためです。西讃ブロックで特に低いのは、住居で74.4となっています。

表2 香川県内ブロック別消費者物価地域差指数




【品目別地域差指数】




表3 香川県都市階級別消費者物価地域差指数




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