香川の魚目次
ワカメ
 濃い緑色がよく知られた色ですが、これはお湯に通して色が変わった状態で、生きているときの体は褐色です。葉、茎、根に分かれ大きいものは1.5mになります。しっかりとした根で水深0〜5mくらいまでの岩などに付着し、中央に平らな茎が一本あって、葉が広がっています。初夏になると茎の根元のほうに芽かぶと呼ばれるひだ状の生殖器官ができ、胞子を出します。春から初夏にかけて繁茂する1年草です。
 昔は県内では潮流の速いごく一部の岩礁にしか生えていませんでしたが、昭和30年頃から養殖が盛んになり、今では県内いたるところに分布し、護岸や桟橋でも見られます。
 生ワカメは保存がきかないので、普通は乾燥したり、塩をまぶして各種の製品に加工されます。県内では養殖ワカメを素干しにしたり、湯通しをして塩蔵ワカメなどに加工していますが、全国的に生産過剰で採算が厳しくなり、生産量は減少傾向にあります。店頭では全国各地の種々の加工品が安く販売されていて、足元に生えているワカメをわざわざとって手間をかける漁業者もあまりいません。
 まだ海水が冷たい頃の若い生ワカメは、さっと湯通しして酢の物が最適です。茎は佃煮に、芽かぶは細かくきざんで、熱湯をかけ、ねばりのある芽かぶとろろがおいしい。
ワカメ
標準和名 ワカメ
地方名 ワカメ
分類 褐藻綱コンブ目チガイソ科
分布 沿岸潮間帯下部の岩礁などに付着
ワカメ漁期
ワカメ生産量
料理 酢の物、味噌汁、茎の佃煮、芽かぶとろろ
ワカメ酢の物