ユーモラスな姿で、マンガなどに鉢巻きをして描かれるタコですが、鉢巻きをした部分は実は胴、頭は目のある所で、吸盤のある足は腕ということです。
マダコはタコのなかでも太い足(腕)が特徴です。寿命は1〜2年、最大3kg程度になります。
母ダコはブドウの房のような卵を岩などに産み付け、餌もとらずにそばにいて、口として描かれる漏斗(ろうと)で水を吹きかけ卵に新鮮な酸素を供給するなどふ化まで育て、ついには衰弱死します。
多種多様な魚がとれるのが特徴の県内漁業ですが、その中でマダコは量・金額とも多く、重要な魚種です。そのため、塩飽海域では産卵盛期の9月は禁漁にしたり、県内各地で親ダコの放流や小さいタコは逃がすなど資源管理にも積極的に取り組んでいます。
年中とれ、味もそう変わりませんが、夏から秋にたくさんとれます。 吸盤で吸い着く力の強いタコは、讃岐の農村では田植えはじめのサイケ、田植えじまいのサノボリの日などに、その力を苗の根づく力や稲の枝分かれになぞらえて、酢の物で食べられます。普通は刺身、酢の物、てんぷらなど。干しダコを使ったタコ飯もあります。 |