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イイダコ
 イイダコは大きさは5〜20cmとタコの中でも小型サイズ。腕の付け根に2個、目と目の間に1個の金色の紋があるのが特徴です。小さな米粒形の卵が胴につまるので、イイ(飯)ダコといわれます。1匹の雌は200〜600粒の卵を持ちます。
 潮間帯から水深20mぐらいの砂地にすみますが、内湾的な環境を好み、瀬戸内海はイイダコの特産地です。寿命は1年程度と考えられ、貝殻などに産み付けた卵をマダコ同様保護します。
 イイダコ壷には古い歴史があり、大阪湾では弥生時代の、県内では古墳時代末にあたる6世紀末から7世紀前半の遺跡から素焼きの壷が出土しています。最近はほとんどが底びき網による漁獲ですが、イイダコ壷漁も細々と行われています。
 近年は豊漁で、秋から冬にかけて大量に漁獲されるとともに、潮のいい時にはイイダコ釣りの船でにぎわいます。
 いいの入るのは1〜3月。煮付けにすれば、もちっとした独特の味わいがあります。いいがなくても湯でて、酢醤油や、ねぎやわけぎとの酢味噌和えにしたり、郷土料理の「いもたこ」として、里いもといっしょに煮付けられます。たくさん手に入った時は、墨を抜いてそのままか、湯でてから凍結すると、身も軟らかくなり、天ぷら、おでん種に重宝します。
料理 煮付け、酢味噌和え、いもたこ、天ぷら、おでん
イイダコおでん
イイダコ
標準和名 イイダコ
地方名 イイダコ
分類 頭足綱八腕目マダコ科
分布 砂底
産卵 
イイダコ成長
イイダコ漁期と市場価格
イイダコ漁獲量
イイダコと手長ダコ合計の漁獲量と漁法