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アカマテガイ
 殻の長さ12cm、幅(殻高)2cmくらいの細長い二枚貝で、竹を縦に割ったような形をしています。内湾の干潟や砂泥底に生息し、垂直にかなり深く潜っています。県内では、殻の幅がやや細く、黄色味の強いマテガイと、殻の幅がやや太く、ピンク色の斑紋があるアカマテガイなどがいますが、主に漁獲されるのはアカマテガイです。
 干潟ではマテガイの潜った穴を見つけて、塩をひとつまみ入れ、驚いて飛び出したのをとりますが、漁業では、マテ突きという特殊な漁法で漁獲されます。昭和40年代までは、重労働の漁業でしたが、50年頃に自動化が図られ、労働が軽減され、従来の倍以上の漁獲が得られました。しかし、乱獲となり、しばらく後に激減しました。
 マテ突きは、マテガイを突きさすので、どうしても身には傷が入り、生かして流通できません。船上でむき身にして出荷され、店頭でもよく見かけます。
 旬は10月から4月。肉厚の身は軟らかくて甘みがあり、塩ゆでにしてそのまま食べたり、酢味噌和え、酢の物に。わけぎ和えは春の一品です。
料理 わけぎ和え、塩ゆで、酢味噌和え、酢の物
マテ
標準和名 アカマテガイ、マテガイ
地方名 マテ、マテガイ
分類 マルスダレガイ目マテガイ科
分布 砂泥底
マテ漁期と市場価格
マテ漁獲量と漁法
わけぎ和え
@ わけぎは洗って、白い根元の方と青い方に分け、どちらも3cm位の長さに切っておきます。
A 沸騰した湯に、白い根元の方を入れ、次に青い方を入れてゆで、ざるに取って冷まします。(少しの水でから炒りしてもよい。) 
B マテガイは薄い塩水で、ぬめりや砂を取り除き、から炒りして酒を振り込みます。
C すり鉢に白味噌、練り辛子、酢、砂糖を入れてよくすり混ぜ、冷ましたマテガイとわけぎを和えます。
材料4人前
わけぎ1束(180g)、マテガイ150g、辛子酢みそ(白みそ60g、練りからし小1/4、酢大2〜3、砂糖30g)