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コノシロ
 コノシロはママカリ(サッパ)に似ますが、背びれの最後部が糸状に長く伸びるのと、えらぶたの後ろに1つの黒色の斑点があるのが特徴です。
 年中漁獲され、脂ののった秋から冬が旬といわれますが、鮮度が落ちるのが早く、小骨が多いことや、大きくなって脂がのりすぎるとかえって臭みが増すなどといわれ、あまり人気のある魚とはいえません。需要が少ないので、たくさんとれても海に捨ててしまうこともあります。
 江戸前ずしで光りものの種として欠かせないコハダは、東京あたりでのコノシロの幼魚の呼び名。最もすしに合う種ともいわれます。イワシの仲間で、不飽和脂肪酸を持つ魚という面からも、見直されてもよさそうなものです。
 塩焼きにもしますが、小骨を軟らかくする酢の物が一般的。酢に漬ける時間は、中が生の方が甘味があってよいという5分から、全部白くなるまで漬けるという半日まで、意見は分かれるところです。沿岸部ではフナの代用として、てっぱいもつくられます。引田あたりでは、味噌焼きが一番といわれ、古くから漁家に伝わる食べ方です。 
コノシロ味噌焼き
コノシロ
標準和名 コノシロ
地方名 コノシロ、ツナシ、ツナセ、ナカツ
分類 ニシン目ニシン科
分布 内湾や沿岸近くを群れて遊泳
産卵  4〜6月 分離浮性卵
コノシロ成長
コノシロ漁期と市場価格
コノシロ漁獲量
料理 酢漬け、塩焼き、味噌焼き