ワタリガニよりは小型で、甲羅に左右に突き出たけんはありませんが、脚の先はひれ状となっていて、泳ぎます。外子を持って、ふ化まで卵を守るのも同じです。
小さい時は、緑がかった黄土色で、甲羅に短い毛が生えていますが、大きくなると甲羅は滑らかとなり、暗緑色や紫がかった色になるものが多いといわれます。
砂泥底から岩礁域と生息場所は広く、石積みの漁港などでも見られます。
底びき網やさし網などで漁獲されますが、さし網にかかった場合は、取り外しにくく、かかった周辺の網を切ってしまうので、嫌われる面もあります。
ワタリガニ同様にヤワラはあまり身がないので、脱皮をしなくなる晩秋から初冬が食べごろです。
塩ゆでして、殻をむきながら食べます。小型ですが、むく手間をいとわなければ、安価で味はワタリガニに似てうまいカニです。また、味噌汁のだしに活用すれば、おいしい味噌汁ができます。 |