小エビの種類の見分け方はなかなか難しいのですが、備讃瀬戸のような砂底ではサルエビ、播磨灘、燧灘のように泥底ではトラエビ、アカエビが多くとれます。寿命は1〜2年で、メスの方が成長が速く、大きくなります。
エビこぎ網という小エビを主目的とした底びき網の一種で主に漁獲されます。エビこぎ網にはいろいろな底魚もとれますが、網目の大きさを漁業者間で取決め、あまりに小さい小エビはとらないよう自主規制をして資源管理に努めています。
一年中とれ、味もあまり変わりませんが、初夏から秋に多く、特に夏から初秋には新子(その年生まれのもの)が大量にとれます。大きめのものは塩ゆでに、なかでも生きのいいのは殻をむいて刺身に。小さめのものはかきあげの天ぷらが一般的です。また、ばらずしには欠かせない具であり、押しずしにも使います。
頭にある赤いみそがうまく、生きている時に殻をむいて、洗わずに、大根、菜っ葉、なすびといっしょに炊くとよいだしがでます。漁村ではたくさんとれたときは、頭の殻をのけて冷凍保存し、年中の料理に使います。
干しエビ、エビせんべい、エビ天ぷらといった特産品にも加工されます。干しエビは、そのままつまみにするほか、ピラフなどの具として重宝します。 |