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ドジョウ
 細長い胴体、口の周りに10本のひげ、愛嬌のある姿でお馴染みの淡水魚です。
 浅い泥底に住み、昔は「井出」と呼ばれた田んぼの中の水路に多くいました。ドジョウを取るにはドジョウすくいと言いたいのですが、県内では竹を筒型に編んだ「もんどり」という漁具を使っていました。
 ドジョウには空気を飲み込み腸管で呼吸する特技があり、冬場に水路の水が枯れても泥に潜って生き延びることができます。そのため、昭和30年代までは干上がった用水路を鍬(ルビくわ)で掘り、ドジョウを取る風景が見られたものです。しかし高度成長期以降、用水路の改修など環境の変化によって、平野部ではドジョウの姿がほとんど見られなくなりました。
 ドジョウは身近な魚のわりに養殖が難しく、古くから各地で養殖が試みられましたが、種苗の確保などが難しく、進展しませんでした。このため、近年は中国産のドジョウが食用として多く出回っています。最近、大分県では種苗生産や養殖技術の開発が進んでいるようで、今後、地場のドジョウの復活が望まれます。
 ドジョウを使った料理としては、蒲焼や柳川鍋が有名ですが、香川ではドジョウ汁が第一です。これはドジョウと野菜や太めのうどんを煮たもので、特に夏バテ防止のため暑い時期によく食べられます。
ドジョウ汁
ドジョウ
標準和名 ドジョウ
地方名 ドジョウ、ドンジョ
分類 コイ目ドジョウ科
分布 川、用水路、水田
産卵  初夏
ドジョウ漁獲量
ドジョウ汁
@ 大鍋に水1.5リットルを入れ、火にかけます。ごぼう、なす、里いもを適当に切り、油あげなどは短冊に切ります。
A ドジョウは水切りして容器に入れ、そこへ酒100ccを入れて、ふたをします。
B 酒によってドジョウの動きが止まったら、塩を入れ、ドジョウを手でよくもんでぬめりを取り、ていねいに水洗いをします。
C 湯が沸騰したら、油あげ、里いも、なすを入れ、6〜7分 煮えたらドジョウを入れます。沸騰してきたら、5分後にうどんをさばきながら入れ、底につかないように軽く混ぜます。
D うどんが煮あがったら、ごぼう、長ねぎを入れ、味噌、残りの酒で味付けをします。好みの薬味でいただきます。
材料5人分
ドジョウ250g、打ち込みうどん5玉、
油あげ1枚、里いも5個、なす2個、ごぼう1/2本、長ねぎ1本、塩50g、中味噌250g、酒150g、
薬味/しょうゆ、細ネギ、唐辛子 少々
にんにく、みょうが 好みで