香川の魚目次 次ページ
アコウ(キジハタ)
 アコウはハタの仲間で、姿形も美しく、美味で数も少ないことから、昔から香川でとれる魚の中で最も高級な魚です。
 大きな口で、赤みがかった褐色に橙色の斑点、背のちょっと後ろ寄りのところに大きめの濃い褐色の斑紋があるのが特徴です。岩礁域にすんでいて、大きくなると全長40cmぐらいになりますが、成長は遅く、めったにとれません。
 漁獲量は年間2t前後、尾数にすれば7,000尾程度と推定されます。一般の店頭に並ぶことはほとんどなく、特に大型のものは高級料理屋に直行です。
 栽培漁業センターでは、資源を増やそうと10年以上にわたって種苗生産の研究を行っています。しかしながら、ふ化した仔魚の大きさがタイやヒラメに比べて小さく、口に合う小さな餌を安定的に確保することが難しいなど、課題が多く、なかなか大量に放流できるまでには至っていません。
 夏が旬といわれ、刺身や煮付け、刺身で残った頭や中骨はうしお汁などの汁ものにされます。
アコウ刺身
アコウ
標準和名 キジハタ
地方名 アコウ、アコ
分類 スズキ目ハタ科
分布 岩礁域
産卵  7〜8月 分離浮性卵
アコウ成長
アコウ漁期と市場価格
漁法  さし網、定置網
料理 刺身、煮付け、うしお汁