漕網(おおあみ) 香川の漁具漁法目次 
 江戸時代から大正時代頃まで行われたタイをとる大規模な漁業です。
漁具 ブリを付けたカズラ縄と、魚取部と両手網からなる網を用います。手網の長さは約360m。
漁船 漁船9隻、漁夫50〜60人を要します。
漁法 まず、カズラ船2隻でカズラ縄を海底にはわせて曳く(絵図上右)。次に2隻の網船でカズラ縄と同一方向から網を要れ、カズラ縄の外側から大きく包む(絵図下左)。取り巻いた大網がしだいにすぼっていくとカズラ縄を大網の外に引き出す(絵図下右)。最後には網を裾の方から繰り上げ、次いで浮子のほうからも網を繰り上げ、魚を取り込みます。
漁期 4月〜6月 漁獲物 タイ
漁場 王越(坂出市)沖合、下笠居(高松市)沖合、直島南地先、塩飽諸島地先
大網・カズラ縄
たい大網(カズラ縄をひく)
たい大網(大網で囲む)
たい大網(カズラ縄を抜く)
たい大網(香西沖) たい大網(乃生沖)
大正時代のたい大網(香西(高松市)沖) 大正時代のたい大網(乃生(坂出市)沖)