縛網(しばりあみ) 香川の漁具漁法目次 
 江戸時代末頃から昭和40年代末まで行われたタイ、サワラなどをとる大規模な漁業です。
 タイがとれなくなったことや、人手難などにより衰退、消滅しました。。
漁具 ブリ(ブリ木)を付けたカズラ縄と、格子網部と大曳荒手網部からなる縛網(左下図)を用います。
漁船 網船2隻、手船1隻、生魚船2隻、葛船2隻など計10隻、漁夫65〜70人を要します。
漁法 たい大網を改良したもので、2隻の網船がカズラ縄に向かって外から大きく包み(右下図)、最後に両袖にあたる荒手網を相互に交差して、物を縛るようにして包みこみます。5月中旬以降はカズラ縄を使用せずに、主にサワラ、サバを目的に操業します。
縛網漁具魚取り部拡大図
漁期 4月〜6月
漁場 タイ縛網:伊吹島近海。
タイ・サワラ縛網:さぬき市津田沖合、小豆島町池田沖合(富士瀬)、豊島家浦沖合(団子瀬)、土庄町、庵治町地先。
サワラ縛網:箱(三豊市)地先
漁獲物 タイ、サワラ、サバなど
縛網漁具全景
たい縛網
たい縛網(昭和31年 庵治沖)