調査研究・刊行物

歴民近況

【歴民・五色台ナウ】 第1回 「季節の変わり目で」

朝・晩すっかり寒くなり、布団から出るのが辛くなる今日この頃ですが、皆さんお変わりございませんか?五色台の自然に囲まれ、すっかり風景に溶け込んでいる当資料館です。

よく山の上は、「夏は涼しいですか」「冬は寒いですか・雪は降りますか・凍りますか」と、聞かれますが200m少しの標高では、あまり変わりませんと答えています。

しかし、当館は海に面している大崎の鼻から登り始めますが、直線が終わり最初のややきついカーブを過ぎた辺りから、木々に変化が見られます。暦の上では冬ですが、今年は秋になっても気温が下がらなかったので紅葉が遅れています。館周辺を含め五色台は、まだ紅葉が見られますのでぜひお立ち寄りください。

館内には外からは絶対に見えない、小さな箱庭があります。そこには花の少ないこの時期、椿とサザンカが何にも手入れしないのに、必ず毎年花を咲かせてくれます。冬に向かって色の少ない時、鮮やかな赤いサザンカと清楚な白い椿が目出度く咲いています、一度に両方見ると幸運がやって来るかも・・・。

実は、ここだけの話ですが、花はまだあります。入口にユリと少し奥まったところにツツジが、極僅かに咲いてます。確か、夏と春の花ではないでしょうか。珍しいだけでは片付けられない、何かのサインではないかと複雑な気持ちです。

それに関連して館の周辺に昨年から、猪が掘り返した跡が見られます。以前は動物と人間の棲み分けが出来ていたはずですが、食料が無くなり下りてきたのでしょうか。確かに今年はドングリがぜんぜん落ちてません。夏の冷夏や酷暑・冬の暖冬や厳冬さらに、長雨などの異常気象による環境バランスの崩れ現象でしょうか。人間も動植物も、生きていくのは大変ですね。

まあーそんな、こんなで一度、資料館までお越しくださいませ。職員一同心よりお待ちしています。
                        (主席技師 町川義晃)

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椿(7~8展示室箱庭)
    
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サザンカ(野外ステージ)
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ユリ(正面入口)
     
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ツツジ(管理棟裏口)
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