テーマ展示

瀬戸内海歴史民俗資料館テーマ展
「さぬき育樹ものがたり」

 
 ガスの普及など高度経済成長期における燃料革命以前の生活では、お風呂を沸かしたり、食事をつくったりする際に、薪や松葉などが必要不可欠でした。
  そのため、当時の人々は、このような燃料を山に取りに行く、または購入する必要がありました。つまり、燃料革命以前の生活は、現在の我々よりもはるかに木や山と深い関係にあったといえます。
  燃料革命後、長い年月が経過し、薪などの必要性が薄れ、現在の私たちと燃料革命以前の人たちとの考え方や、価値観などが大きく変化しました。
  また、現在の竹林の増加や猪の繁殖などに代表される山の荒廃の原因は、燃料革命以後の人々と木や山との関係性の変化によるところが大きいともいわれています。
  そこで今回は本年、11月に本県で行われる全国育樹祭にあわせ、本県における植林などによる林の管理、くらしの中の木の利用などについて、木や山と人とのかかわりが密接であった時代の古文書や絵図、民具などの資料を一堂に展示して紹介します。
  本展が、木や山の重要性についてもう一度考える機会となれば幸いです。


那珂郡吉野上村深田池諸林自分林仕別画図
(奈良一美資料・香川県立ミュージアム蔵)[江戸時代]
  この絵図には自分が所有している林や村が所有している入会地などを色分けして描かれている。

日時 成29年9月23日(土・祝)~12月17日(日)
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週月曜日(月曜日が休日の場合は原則として翌日)
会場 瀬戸内海歴史民俗資料館 第9・10展示室
主な展示資料 ①高松藩による諸木植え付け命令に関する記録
②神社の境内と御旅所に植樹をした記録
③自分が所有している林や村が所有している入会地などを色分けして描かれている絵図。
④川の堤防にそって、風水害に備えて植えられた松林が描かれている絵図。
⑤防風林として海岸に植樹をした記録
⑥木の特性をいかした道具
 など
資料点数 約60点
関連行事 【展示解説会】すべて14時~14時45分
会場:当館 第9・10展示室
①9月23日(土・祝) ②10月14日(土) ③11月18日(土) ④12月2日(土)
※事前申し込み不要。

【れきみん講座】
平成29年10月21日(土曜日)13:30~15:00
「江戸時代の木と山の物語」
会場:当館 研修室
※事前申し込み必要。

                                                                                                               
ページの先頭へ