テーマ展示

瀬戸内海歴史民俗資料館テーマ展
「’60年代JETRO収集海外優秀商品-香川県保管の驚きの見本群-」

 昭和30年代、高度経済成長期の日本の産業界にとっての大きな課題の一つは輸出拡大を図るための産業意匠の改善でした。そこでJETRO(日本貿易振興会)は、昭和30~40年代に海外優秀商品見本収集事業や産業意匠改善研究員海外派遣事業、日本手工芸品輸出推進事業などを積極的に展開しました。
 本展で展示する資料は、JETROが日本の地場産業の輸出振興やデザインの参考にするため、欧米諸国から収集し日本各地を巡回した台所用品や玩具、衣類、家具などの生活用品です。収集された3万点に及ぶ商品のうち約2千点が昭和45年前後に香川県に受け入れられ、県内の産業デザインの指導に供され、その後長らく現在の県産業技術センターにおいて保管されていました。
 本展では、本県をはじめとする全国の高度経済成長期の地場産業や手工業生産に影響を与えた’60年代JETRO収集海外優秀商品を一挙展示し、今なお色あせぬちょっと素敵なデザインを楽しんでいただくとともに、海外商品や地元の伝統的な民芸品に学んで新しい手工業品を創造し、産業振興や輸出促進、デザインで生活を豊かにしようとした他県に例を見ない、当時の香川県のこころみについても紹介します。
 


 JETRO収集海外商品見本
(香川県産業技術センター保管)

日 時 平成28年7月16日(土曜日)~9月19日(日曜日)
月曜日休館(月曜日が休日の場合は、原則として翌火曜日)
会 場 瀬戸内海歴史民俗資料館 第9・10展示室
主な展示資料 ①JETRO収集海外優秀商品(昭和30~40年代・香川県産業技術センター保管) 
  雑貨(厨房用品、玩具、陶磁器、ガラス製品、木工品、琺瑯鉄器、プラスチック製品、文房具ほか)、繊維、家具、軽機械など別紙写真のとおり。
②香川県輸出向け手工業品パンフレット(昭和30年代・個人蔵)
 香川県庁舎の陶板壁画(猪熊弦一郎画)を表紙にした海外輸出向け紹介パンフレット
③香川県工業技術センターデザイン指導室パンフレット(昭和51年・個人蔵)
  JETRO収集海外優秀商品が展示され、県内の産業デザイン指導を担当した香川県工業技術センターデザイン指導室のパンフレット。その前身は香川県技術開発センター(昭和41年~昭和51年)、現在は香川県産業技術センター(平成12年~)。
資料点数 250点
                                                                                                  
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