第2章
交通安全対策の現状と問題点

交通安全組織の現状と問題点
交通安全意識啓発活動の現状と問題点
交通安全教育の現状と問題点
道路交通環境整備の現状と問題点
道路交通秩序維持の現状と問題点
高速道路における交通安全対策の現状と問題点
(1)
(2)
(3)
現状
問題点
交通安全対策の現状と問題点のまとめ

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6 高速道路における交通事故の発生状況

 (1) 現状

ア 高速道路における交通事故の発生状況


(注)高速道路の開通状況
・昭和62年10月 四国横断自動車道
・昭和63年4月 瀬戸中央自動車道
・平成4年4月 四国横断自動車道
・平成10年3月 高松東道路
善通寺IC〜川之江IC間が供用開始
早島IC〜坂出IC間が供用開始
高松西IC〜善通寺IC間が供用開始
津田東IC〜三木IC間が供用開始

イ 交通の安全と円滑化対策の状況

 高速道路の計画段階から道路管理者と、道路線形の改良、ランプウェイの取付け位置等について必要な協議を行うとともに、最高速度規制等の交通規制の決定にあたっては、道路構造、気象条件等を総合的に勘案し、その適性を期している。
 また、交通安全施設の整備についても、道路管理者との間において、環境観測施設、排水性舗装等の整備や中央分離帯施設の改良に関して事前に協議し、また、交通規制の内容を運転者がより認識しやすいようにオーバーヘッド型標識採用等の対策を進めている。
 さらに、既に供用されている区間における事故多発地点においては、事故の実態に照らし、規制の見直し、交通安全施設の改良整備等の事故防止対策を推進している。

 (2) 問題点

 現在建設中の四国横断自動車道は、平成14年度中に全線開通予定で、今後、県外者の流入等の利用者の拡大による交通量の増加が予想される。これに伴い交通事故の増加が予想されるほか、東讃地区における非分離二車線区間においては多重事故、危険物の流出等の重大事故の発生も懸念される。このため、高速隊の装備資機材を充実し、取締り力の強化及び特異重大事故発生時に迅速に対応できる体制の強化を図る必要がある。

交通安全対策の現状と問題点のまとめ

 交通安全活動組織は、香川県交通安全県民会議を組織する関係機関・団体が中心となり、それぞれの立場で交通安全活動と取り組んでいるが、連係不足と役割分担等が不明確であり、効果的な活動がなされていない。
 今後、各組織の役割分担や具体的な取組み事項等を明確に示す必要がある。特に、最も地域住民に交わりのある市町については、交通安全活動の中核になるよう支援する必要がある。
 また、交通安全活動ボランティアの育成に努め、交通安全指導員等の底辺の拡大を図り、県民総ぐるみの活動が展開できる体制の構築が必要である。
 交通安全啓発活動は、実施内容を見直すとともに、事故分析に改良を加え、質の高い情報の提供に努め、県民が関心を持ち、参加してもらえる内容に改める必要がある。
 交通安全教育は、関係機関・団体が実施しているが、実施内容や進め方が教育を行う者の裁量に任され、かつ各実施主体の連係不足から、教育を年齢別、道路の利用態様別に体系化し、計画的に実施されているとはいえず、今後、各実施主体間の連係と役割分担を明確にして、体系的、計画的に実施できるよう支援を強化する必要がある。
 運転者対策は、主に運転免許行政を通じて行われているが、恒常的に安全運転意識の高揚を図るには、運転免許行政における運転者教育の高度化及び地域、職域における教育を強化する必要がある。
 道路の整備状況は、全国と比較して高い水準にあるが、交通安全施設については、整備がおくれていることから、自転車歩行者道、右折専用レーン等の整備、交差点事故を亡しするための信号機の整備や交通の安全と円滑化を図るための新交通管理システムの構築等、総合的な交通安全施設の整備を行う必要がある。

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