「プロジェクトX・挑戦者たち」で
紹介されました!

NHKテレビで平成16年7月6日(火)に放送された
「プロジェクトX・挑戦者たち」では、「さぬきうどん 至
高のうまさとは」と題して、さぬきうどん用小麦
さぬきうどん用に開発された小麦 「さぬきの夢2000」
「さぬきの夢2000」の誕生秘話が紹介されました。
【あらすじ】 さぬきうどん 至高のうまさとは
「全国に轟くうどんがある。さぬきうどん・・・」
力強い麺のコシ、つや。そして、馥郁(ふくいく)たる小麦の香りがあった。
香川では、正月や田植えが終わった時、祭りの時など、必ずと言っていいほどうどんを食した。しかし、
昭和38年記録的な長雨が小麦の収穫を襲った。雨は6月10日まで57日間続き、小麦をほとんど収
穫できなかった。 間もなく、日本に運ばれてきたのは、オーストラリア産の小麦だった。この小麦は、う
どん用に極めて適しており、品質にばらつきが無く安定しているのも大きな魅力だった。瞬く間に香川に
もオーストラリア産小麦が浸透していった。
確かにオーストラリア産小麦は、優等生の粉だった。しかし、何か物足りない。それは、風味だった。
子供のころに食べた地元の小麦だけがもつあの香りが、オーストラリア産には欠けていた。「香り高く、
しかもオーストラリア産に負けない品質の、県独自の小麦を開発して欲しい」。製粉や製麺業者は組合
を通じ県に要望書を出し、その熱意は県を動かした。
平成3年、香川県農業試験場で小麦の開発が始まった。担当は農業研究員と新人研究員のわずか
2名。さらに小麦の交配作業が始まるとふたりとも花粉で重度のアレルギーとなった。涙を流しながら
4000種類以上の品種候補を育て、それから数年間をかけて、候補を絞るための選抜作業を繰り返し
ていった。
平成10年、最終候補となった小麦を、地元の製粉業者やうどん職人に披露した。皆、その小麦の持
つ馥郁とした香りに圧倒されたが、製粉や製麺がしにくいという難点も露呈した。
しかし、地元の男たちはあきらめなかった。農家、試験場職員、製粉業者、うどん職人。理想のさぬき
うどんを目指した人びとの総力戦となった……。