さぬき味の歳時記 香川県農政水産部 讃岐の食 地産地消

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いもたこ

伝承されてきた背景

 地下茎を食べる里いもは、山に自生する「やまのいも」に対し、里で栽培されるため、この名前がつきました。石川早生、土垂、八つ頭、唐芋などの品種があり、昔から煮ころがしや、田楽などによく利用されています。
 「いもたこ」は、瀬藤内海でとれる新鮮なたこと、里いもを煮付けたシンプルな料理ですが、海と里の幸を組み合せた、特徴ある一品といえます。

主な伝承地域

瀬戸内海沿岸部を中心に香川県全域

伝承一口メモ

 里いもは、田の片隅でも生産できることから、別名「たいも」と呼ばれることもある。使われるたこは手長だこが一般的であるが、いいだこでもよい。
 たこは、香川県人にとって非常になじみ深い食材で、ゆでてしょうがじょうゆなどで食べる他、きゅうりもみ、わけぎあえなど、郷土料理の中でも常に登場する瀬戸内ならではの味。おでんに入れてもおいしくいただける。
 「ふるさとの食文化調査」(平成6年度実施)においても“よく食べる水産物ランキング”で上位に入っており、7割近くの人が「日常よく食べる」と考えている。
 たこは、タンパク質が豊富で低エネルギー。ビタミン、ミネラルもバランスよく含まれている。タウリンが多く含まれるのも特徴で、血液中のコレステロールを低下させ、心臓の働きを強めたり、肝臓の解毒機能を高めたりする働きがあるといわれている。
 たこは、欧米では、あまり食べられていないが、イタリア、スペイン、ギリシア等、地中海沿岸の国々ではよく食べられている。

料理レシピ

■材料(4人分)
里いも 800g たこ 500g
しょうゆ(濃口) 100cc 砂糖 50g
みりん 大さじ1 小さじ1
■作り方
  • たこは塩でもみ、さっとゆで、適当な大きさに切る。
  • 里いもは皮をむいて小口に切り、塩でぬめりを取っておく。
  • 鍋に調味料、里いも、たこを入れて煮る。