さぬき味の歳時記 香川県農政水産部 讃岐の食 地産地消

スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字の大きさ: 

温州みかん

温州みかん

産地&歴史

 温州みかんは中国からの小ミカンが鹿児島県長島で突然変異によって種なしが出来たもので、日本生まれである。
 燧灘に面した日本一日照量の多い仁尾町のみかんは甘くおいしいみかんとして有名です。

栄養と特性

 100g中糖分が10〜12g、酸はクエン酸が主で1%程。ビタミンCは25〜40mgと多く、柑橘の中でもカロチンが一番多い種類。
 また、皮を乾燥させたものは陳皮と呼ばれ咳を止める薬効があるといわれています。

おすすめの食べ方

○ジャム: 簡単で保存性の良いのがジャム。みかんの皮をむいて実をミキサーにかけて砂糖を加えて煮詰めるだけ。自分の好みにあった甘さのジャムが作れる。
○お菓子に: みかんジャムをクッキーや蒸しパンの生地に練り込んで焼き上げるとほんのりみかん風味に。もっと風味を生かすためには、果皮を刻んで入れると良い。
○漬物に: みかん2個程度をよく洗って輪切りにし、甘酢(酢・塩各1/2カップ、砂糖200g)に大根(約3kg)を食べやすい大きさに切って重石をして漬け込む。みかんの風味がほどよく付いて4〜7日で食べられる。
○おすしに: みかんの皮の白い部分をこそげ取って皮のみを細かく刻み、すしの香味として入れてもおいしい。
○みかんもち: もち米1升を10時間位水に浸けておき、よく洗ったみかん2個といっしょに丸ごと蒸す。砂糖を250〜300g入れて蒸したみかんともち米とついて出来上がり。ほんのり甘酸っぱい、素朴な味。

調理のコツ

  • 普通生食で食べるみかんだが、加工品としてシロップ漬やジュースに大量に加工されており、ジュースや缶詰を使って調理すると手間は省ける。
  • 生のみかんを調理する場合、晩柑類ならじょうのう(内皮)も取り除きやすいが、温州は実が小さいので手間がかかる。そのため、外皮だけむいてミキサーでピューレ状にしたほうが使いやすい。

ひと口メモ

 みかんは実だけでなく皮も食べることができる。陳皮としての効用は、@咳を止めるA痰(たん)を除くB吐き気を止めるC健胃剤等の役目があげられる。色が良いだけでなく風味、栄養、効能とも見逃せないみかんの皮。うどんやそば、鍋物の薬味など、幅広く使ってみる価値あり。
※陳皮とは、成熟したみかんの皮を乾燥させた橘皮の古いもので、漢方製薬として利用される。

上手な保存方法

 冷暗所の通気性のある所に、保存するとよい。

上手な選び方

 おいしいみかんは果梗の芯が細く、中位の大きさで、扁平である。また、果皮は、色が濃く滑らかなものを選ぶとよい。
ふるさとの新しい味
 みかん特有の香り、酸味、甘みを生かして料理にアクセントをつけます。色もオレンジ色で見た目にも明るくきれいです。

料理レシピ

■白菜とみかんの白あえ
白菜とみかんの白あえ
■材料(4人分)
白菜 8〜10枚 砂糖 大さじ4
みかん 4個 小さじ1
豆腐 1丁 しょうゆ 小さじ4
白いりごま 大さじ6
■作り方
  • 白菜をゆで、よく絞り、2cmの長さに切る。しょうゆで下味をつけておく。
  • 豆腐は巻すで巻いて水を切り、ふきんで軽く絞る。
  • みかんは皮を剥いてひょうのうを取り、中身だけを取る。(缶詰を使っても良い)
  • 白ごまはすりつぶし、豆腐と砂糖、塩を入れて混ぜあわせ、(1)の白菜と(3)のみかんをあえる。
    ※みかんではなくキウイフルーツやりんごとも相性がいいので代用してもよい。
■オレンジピラフ
■材料(4人分)
2合 グリンピース 20g
鶏肉 80g サラダ油 6g
むきえび 80g チキンコンソメ 2g
たまねぎ 30g みかんジュース 200cc
にんじん 40g 酒、塩、こしょう 適宜
■作り方
  • 米は洗ってざるに打ち上げておく。
  • 鶏肉は皮を取り除き一口大の大きさに切り、えびとともに酒を振りかけておく。
  • グリンピースは塩ゆでにし、たまねぎとにんじんはみじん切り。
  • 鍋に油を熱して鶏肉、たまねぎ、にんじん、えびの順に炒めて、塩、こしょうで味付けする。
  • 炊飯器に米とチキンコンソメ、みかんジュースを入れて分量の水位まで水を足してから(4)の材料を混ぜて炊く。
  • 炊きあがったらグリンピースを入れて色良く仕上げる。