さぬき味の歳時記 香川県農政水産部 讃岐の食 地産地消

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いちご

いちご

産地&歴史

 原産地はアメリカで18世紀にオランダで育成されました。日本には江戸時代に伝わりましたが栽培が確立したのは大正期以降です。
 日本で最初に育成された品種は「福扇」でその後も交雑が盛んに行われ、現在は「女峰」「とよのか」が主要品種となっています。常に消費者ニーズにあわせた新しい品種が開発されています。

栄養と特性

 ルビー色に輝くいちごは食品の分類上は果実ですが栽培上は野菜に属します。
 ビタミンCが豊富で100g当り80mgと、みかんの倍以上含みます。ハウス栽培の普及で10〜7月頃まで出回るようになりましたが、露地ものの旬は5月です。

おすすめの食べ方

 新鮮ないちごをそのまま食べるのが一番の魅力であるが、ひと手間かけて次のような食べ方はいかが。

○サラダ: カッテージチーズやヨーグルトであえる。
○サンドイッチ: 切ったいちごをホイップクリームをぬったパンではさむ。
○ソース: ミキサーまたは裏ごしにして、はちみつや砂糖で甘味をつけ、アイスクリーム等に添える。
  • 大量に手に入ったときには冷凍しておくとよい。これを牛乳、砂糖と一緒にミキサーにかけるとアイスシェイクができる。
  • また、砂糖煮したものを、クッキー、ホットケーキなどの種に混ぜて焼いてもおいしく楽しい。

調理のコツ

 いちごの色はアントシアン色素で退色しやすく、熱にも不安定であるので、ジャムを作る時は、短時間で煮詰めるよう広口のホウロウ鍋を用い、レモン汁を加えるとよい。

上手な保存方法

 いちごは貯蔵性に乏しく、収穫後は急速に熟度がすすむので冷蔵保存したほうがよい。4〜6℃で5日前後、1〜2℃で7〜10日品質が保持され、ビタミンC含量もほぼ保たれる。いちごの加工品としてはジャム、ゼリー、ジュース等が一般的だが、収穫後寿命が短いので、工場では糖液、または砂糖を混合して冷凍保存が行われている。

栽培現場から

 従来、いちご栽培はきつい仕事というイメージであったが、香川県では作業環境を大幅に改善する「らくちんシステム」を考案、実用化している。ベッドの上に培地をのせて栽培することにより、足元が自由で、かつ、かがみ姿勢でなく立ったまま作業ができるようになった。これにより新しく栽培を始める人にも取り組みやすくなった。

料理レシピ

■苺と豆腐のババロア
苺と豆腐のババロアいちごと豆腐を主体にしたヘルシーなババロア。牛乳かんにはいちごソースをかけておしゃれに。いちごを白あんでくるんだいちご大福。
■材料(10人分)
豆腐 1丁 ヨーグルト 1/2カップ
クリームチーズ 200g ゼラチン 大さじ2
レーズン 少々 はちみつ 1/2〜1/4カップ
ペパーミントの葉 少々 クッキー 10枚
いちご 1パック レモン汁 1/2カップ
■作り方
  • いちごは裏ごしして、レモン汁を加える。
  • 豆腐はよくつぶし、できれば裏ごしをしておく。
  • クリームチーズは常温で柔らかくする。
  • ゼラチンは水で湿らせ、湯せんにして溶かす。
  • (1)〜(4)とはちみつとヨーグルトをよく混ぜる。
  • クッキーはよく砕いて、ケーキ型の底に敷いて、その上に(5)を流し入れる。
  • 冷蔵庫でよく冷し固める。切り分けて、ペパーミントの葉を飾る。
■いちご大福
■材料(10人分)
いちご 10個 熱湯 100g
もち粉 100g 白あん 200g
砂糖 100g コーンスターチ 100g
■作り方
  • もち粉と砂糖を合わせて2回ふるいにかけておく。
  • いちごを白あんでくるみ、丸めておく。
  • (1)をボールに入れ、熱湯を2〜3回に分けて加えて、粘りが出るまで混ぜる。(この時どろどろになる。)湯気のたった蒸し器に、固く絞ったぬれふきんを敷き、流し入れて強火で10〜15分間蒸す。
  • 生地が透明になりふきんから離れるようになれば、ボールに取り出し、すりこぎで10回位つく。こうすればピカっと光沢が出る。
  • コーンスターチの上に、(5)を置いて10個に手早く切り分けて、(2)をくるんで丸める。
    ※白あんの代わりに、さつまいもあんを用いて、抹茶を混ぜてもよい。
      また、コーンスターチに抹茶を少し混ぜて、淡い緑色にしてもよい。