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産地情報

食べて菜(たべてな)

みんな食べてな〜
讃岐で生まれたばかりの青菜は、苦味が少なく、使い勝手のよさが自慢です

香川県産たべてな,食べて菜,生産者森さん
生産者名 高松市郷東町
森 博幸さん
団体名 香川県農政水産水産部農業生産流通課
野菜・果樹グループ
伊藤 博紀さん
団体所在地 高松市番町4丁目1-10
TEL番号 087-832-3419
出まわり時期
10〜2月
生産者おすすめの食べ方
おひたし、炒め物、サラダ、けんちゃん煮、パスタやシチュー、うどんのトッピング、パン、蒸しパン等スイーツ

 香川県生まれの「さぬきな」と、青菜の代表格「小松菜」の良い所を引継いで2006年(平成18年)に生まれたニューフェイスの野菜が「食べて菜」です。
歯切れの良い食感と、苦味が少ない点を評価され、学校給食から徐々に広まっています。葉はアクが少なく、生で食べても苦味や青臭さが感じられないので、サラダやおひたし、炒め物と、様々な料理に利用できます。茎は野沢菜のような香りで甘味があり、漬物にすると最高の仕上がりになります。また、ケーキや蒸しパン等のスイーツに使うと鮮やかな若葉色になり、おいしくできあがります。
食べて菜を使った試食会でも、「また食べてみたい」という方が多く、手ごたえを感じています。
将来、小松菜のような全国版の野菜に成長することを夢見て、まずは、県内の普及を目指しています。

香川県,アクが少ない野菜 ■アクが少ないので生のまま食べられる
食べて菜は大きさ、形が見分けが付かないくらい小松菜とよく似ています。ただ、食べ比べてみると違いは歴然。小松菜は生食には向いておらず、生で食べると青臭さが口に残り、苦味もあります。食べて菜の葉は、柔らかく、苦味や青臭さが少ないので、サラダで食べたり、ジュースにしたり、焼肉やツナマヨを巻いて、サンチュのように生食で食べられます。

用途の広い緑黄色野菜 ■用途の広い緑黄色野菜
おひたし、炒め物、煮物、みそ汁の具にと、火を通して食べる料理にも向いています。生産者の森さんは「茎がまたおいしいんや、捨てんと使こてほしいな」と、茎の利用もすすめています。茎は生で食べると、野沢菜のような良い香りと旨味が口の中で広がり、漬物にしてもおいしくいただけます。用途の広い食べて菜を使って、いろいろな料理にチャレンジしてみませんか。

試食会で好評な野菜 ■試食会でも好評
県内のイベントで、食べて菜を使った料理の試食会を開いたところ、「くせがなくて、おいしい」「苦味、青臭さがないので、野菜嫌いの子どもでも食べられそう」と、来場者からも大変好評でした。森さんも生産者の1人として、自信を持って世に出せる野菜であると、励みになったそうです。

香川県内での定着を目指す ■香川県内での定着を目指す
まず、香川県内での定着を目標としており、足固めを進めている段階です。県内全域で作付面積が増えており、学校給食での利用を積極的に進めています。「給食で、食べて菜のメニューを味わった子ども達の反応も良いと聞いています。」と、森さんは手ごたえを感じています。

作業内容
森さん ■森さんと食べて菜の出会い
栽培のきっかけは、2000年代前半頃から、学校給食用のさぬきなを生産していた森さんが、食べて菜の生産依頼を県から受けたことが始まりでした。未来ある子ども達に生まれも育ちも香川県の野菜を食べさせたいという思いで、栽培に取りかかりました。

食べて菜の栽培 ■食べて菜の栽培
食べて菜は、小松菜を育てている生産者にとって、栽培しやすい野菜の1つです。旬は、秋と冬と言われていますが、年中栽培ができ、季節によって、味や食感に変化がない青菜です。ただ、夏は一気に成長するのでプロの生産者でも、栽培調整が難しいようです。

自慢の畑 ■様々な野菜を生産してきた自慢の畑
かつては塩田の一部だったという森さんの畑も、小石を取り除き、洗浄した海砂を敷詰め、通気性に優れたさらさらの土に改良してきました。また、高松市中央卸売市場の近くということもあり、カブ、キュウリ、スイカ、ジャガイモ、ニンジン、ネギ等、ありとあらゆる野菜を出荷し、県民の食卓を彩っていました。今は食べて菜をはじめ、さぬきな、小松菜、マナ、シロナ等の葉菜類の栽培が中心です。

葉菜類は風雨に弱い ■葉菜類は風雨に弱い
瀬戸内の島々がよく見える畑は、水はけがよく、日当たりのよい恵まれた土地ですが、強い風には悩まされています。まだ成長途中の食べて菜を守る為に、適度に空気や光を通し、害虫や強い風雨から野菜を守ってくれる不織布や遮光ネットを使ったトンネル栽培を導入しています。草丈が30〜40センチになると収穫のタイミング。春夏どり栽培は種をまいて約1ヶ月前後、秋冬どり栽培は2〜3ヶ月前後で収穫できます。