蕗とつわぶき
■「蕗とつわぶき」とは
伝承地域:小豆島全域
晩春から夏にかけて食卓にのぼる蕗は、湿地や水辺の木陰で育った長いものが柔らかく、味わいよく、香りも高いようです。周りを海に囲まれる小豆島では、山の幸(蕗)と海の幸(貝)をとり合わせて佃煮が作り継がれております。
また、小豆島の山の斜面に自然に群生しているつわぶきも、蕗と同じく長年親しまれてきた素材です。
つわぶきの名は「つやのある蕗」から転じたと言われています。
蕗とつわぶきを使ったおすすめ料理
蕗と貝の佃煮
蕗は、あくが少いため、 佃煮にする折は、筋や皮をとらない方が食感の良い 佃煮になるなど、島の人々は手間いらずと重宝しております。繊維質が豊富でビタミンやミネラル、カロチンも含まれています。
■材料
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4人分
- 蕗 1束(約700g)
(葉の柔らかいところも入れてよい)
- 貝のむき身 約1カップ
※冷凍のあさりを使用してもよい。
または、じゃこ(かえり) 1つかみ(60g)
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調味料
- かつおだし汁 30cc
(じゃこを使う場合は不要)
- しょう油 大さじ3
- 酒 大さじ3
- 砂糖 少々
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■作り方
(1) 蕗は葉を切りおとし、軸を6〜7cmの長さに切り、よく水洗いする。軽くゆで(30分ほど)、水切りする。
(2) 厚手の鍋に、食材と調味料を入れ、中火で沸騰させ、その後とろ火の火加減で、煮汁がなくなる手前で火を止める。(約3時間)
そのまま冷まして、煮汁を吸い込ませる。
貝の代わりにじゃこを用いる場合は、かつおだし汁が不要となり、その代わりに酒をだしの量におきかえる。
じゃこ(かえり)は小ぶりな煮干しのこと。
つわぶきの煮物
どこかくせのある味が舌を楽しませ、つわぶき独特の風味と歯ざわりがご飯の美味しさをより引き立ててくれます。
■材料
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4人分
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調味料
- だし(煮干し)汁 1カップ
- しょう油 1/2カップ
- 酒 1/2カップ
- 砂糖 少々
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■作り方
(1) つわぶきはゆでて皮をむき、繊維に沿って半分に裂き、4〜5cmの長さに切り、水にひたしてあく抜きをする。
(2) 油あげは、湯通しして短冊切りにする。
(3) だし汁に、つわぶきを入れて一煮立ちさせた後、油あげを加え、酒、砂糖、しょう油で味付けをして煮含める。
※昆布や大根などとたきあわせてもおいしい。
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