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もっそう飯

もっそう飯写真
伝承されてきた背景
 昔の農業は、朝は朝星、夜は夜星で働き、農作業用の牛が飼えれば、いい方でした。
 激しい労働をした後に、海、山、里の食材を中心に、買うものは極力ひかえて作ったのがもっそう飯です。
 栄養のバランスなどという言葉のなかった時代において、先人達のすばらしい知恵です。
 混ぜご飯での作り方を紹介しましたが、昔は手間いらずの炊き込みご飯にする方が多かったようです。 
主な伝承地域
三豊市三野町

材  料
20人分
  • 米 1.4kg
具材
  • 油揚げ   2枚
  • にんじん  1本
  • こんにゃく 1枚
  • タケノコ  小1本
  • いりこ(中羽)  100g
  • ごぼう  1本
  • かんぴょう  40g
  • 干しいたけ 10枚
  • エンドウ豆  適量
調味料
  • しょうゆ 180cc
  • 砂糖(ザラメ) 200〜300g
※ごはんは一度にたくさん炊く方がおいしいため、昔から1升単位で計算している。
  炊きやすく5合にする場合は全て1/2の分量にする。
作 り 方
(1) 米は30分前に洗って、たいておく。
(2) いりこ(煮干し)は、頭と腹、骨を除いておく。
(3) 具の材料はすし具の様に切り、ひたひたの水を入れ、調味料を加えて甘からく煮る。
(4) 炊き上がったご飯に具と煮汁を入れ混ぜる。(べたべたにならない様に煮汁を加減する)
(5) 円柱形の押しぬきの形で抜いて、皿に盛る。

伝承一口メモ

 地鎮祭や自治会などで道なおしや、井出ざらいをした後に当番の女性が作って、みんなで食べていました。
 もっそう(物相)飯とは、一人あてに分配された飯のことで、県内あちこちでは、四角におし抜いたり、写真のように円柱型におしたりします。
 一人前2合半とか3合の割で炊き込み飯やおすしをおし抜いています。