スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字の大きさ: 

団塊世代の男性が、地魚料理に挑戦しました!

さぬき市で「水産食育教室」を開催
団塊世代の男性が、地魚料理に挑戦しました!
 食環境の変化を背景として、地域に根ざした食育の推進がますます、重要になっています。今回はシニア世代の方々を対象に、心身ともに健康的で豊かな生活の実践を目指し、地魚の調理と、水産漁業や漁法を学習する水産食育教室を開きました。参加者は食に関する知識を学び、地魚の料理方法を楽しく体験しました。
  • 日 時:平成19年2月24日(土)午前9時〜午後2時30分 
  • ところ:さぬき市津田町津田  津田保健センター
  •       
  • 主催 :社会福祉法人さぬき市社会福祉協議会 

  •       社団法人香川県水産振興協会
  • 共催 :香川県 
  •     
  • 後援 :さぬき市
  • 協力 :津田漁業協同組合
  • 対象 :さぬき市在住の団塊世代の男性他  35名
【内容】
9:00         開講式    主催者あいさつ  オリエンテーション
9:10〜10:10    地域水産学習、栄養学習
10:10〜14:00   料理教室、試食、交流会
14:00〜14:30   閉講式、アンケート調査、あとかたづけ、解散
(1) 開講式
 森川 康生(もりかわ やすお)氏 (さぬき市社会福祉協議会元事務局長)が、「本日は、愛する家族や奥さんのために調理を習得して帰りましょう。男性も食育の講座で学び、社会や地域に積極的に参加しよう」と呼びかけました。
開講式
(2) 地域水産学習(ビデオ学習)
地域水産学習(ビデオ学習)
「四季薫る―讃岐の漁業―」 20分
  • イカ、メバル、シャコ、タイラギ貝、イカナゴ、ゲタ、タコ、サワラ(春魚(ハルイオ)とも呼ばれる)の紹介
  • 漁法―流し刺し網、 枡網(定地網) 様々な魚が採れる
      ハッチ網→ カタクチイワシを獲る代表的な漁法
      伊吹島 → 煮干の生産
  • 引田はハマチ養殖の発祥の地

  •  4〜5月に県外から購入した1kg前後のハマチの稚魚(モジャコという)を、モイストペレット(生魚や魚粉をミンチにして半生状に固めた養殖魚専用のねり餌)などで育てる。9月〜12月にかけ、3〜3.5kgに成長したものを出荷する。
  • フナの養殖(全国2位)
  • 「いただきさん」―県内に伝わる地魚の行商

  •  頭上に魚の入った桶を持って売り歩いたため、その名がついたという説がある。
「香川の海苔養殖」16分
 海苔養殖は瀬戸内の冬の風物詩 
 香川県は全国7位の生産量(平成17年度)
 海苔はビタミンの宝庫。九州からの種を使う。「浮き流し式」を取り入れ、海の中に網を浮かせて海苔を生産する。黒々とした色とつやを持ち歯ごたえがしっかりとしている。しかしここ数年は海苔の色落ち問題が深刻化している。
 ビデオ学習の後、水産関係者から東讃地域の漁業の特徴や、今が旬の食材「イカナゴ」についての詳しい説明がありました。
参考資料―香川県漁連Hp(瀬戸内お魚料理教室サイト) 香川県庁(おさかなランドサイト)
県水産課などの水産関係者
(3) 栄養学習(水産物の栄養について) 講師
栄養学習(水産物の栄養について) 講師
さぬき市健康づくり推進課 管理栄養士   石丸智子(いしまるともこ)氏
 魚の油に含まれるDHA、EPAは脳の働きを活発にする効果、認知症を予防する働きがある。また血液をさらさらにし、コレステロールや中性脂肪を抑えたり、ガン細胞の増殖を抑える等の効果がある。亜鉛は、貝類に多い。
 水産物(イカ・タコ・カキ)に含まれるタウリンは肝臓、腎臓の働きを高めることなどを講習。
(4) 料理教室(地魚料理・調理実習)
講師 さぬき市津田 日本料理店
「洗心亭(せんしんてい)」オーナー 安芸 任男(あき ひでお)氏
  • タイの丸ごと使いこなし(刺身、あら煮)
  • サバの生姜煮、甘酢〆など 
  • 包丁の研ぎ方
「洗心亭(せんしんてい)」オーナー 安芸 任男(あき ひでお)氏

調理風景
  • タイは骨が硬く、さばきにくいようでした。捨てるところはほとんどないほど、大部分が料理に使用できます。
【内蔵も取り出しきれいに洗い、調理します。(写真右)】
内蔵も取り出しきれいに洗い、調理します。
サバの煮付け
醤油、みりん、酒の味付け、ショウガをスライスして入れました。
おとしぶたをします

調理風景2

  • サバは鮮度が落ちるのが早いので、手早くさばきます。〆サバは通常、米酢に1〜2時間くらい浸しておきます。

調理風景3

ダイのあら煮完成です  ゴボウとともに煮付けました。
 「あら」にはゼラチン質が豊富に含まれています。美容効果が期待できるといわれています。

 【タイのあら煮完成です】(写真左)
【包丁研ぎも学びましょう。道具は大事な宝です。砥石と紙やすりを使います(写真右)】
(紙やすり1500番の細かいものを使用)
包丁研ぎも学びましょう。道具は大事な宝です、と石と紙やすりを使います
みんなで試食会(写真左)
講師の安芸氏―皆さんの真剣さとこころざしの高さに感心しました!(写真右)
みんなで試食会
さぬき市ボランティアセンター運営委員(講座企画運営部会)の皆さん  さぬき市ボランティアセンター運営委員(講座企画運営部会)の皆さん
 右から森川、池田、寒川、矢木、広瀬さん

 当日準備等をサポートいただいた女性運営委員の皆さんからは、「男性に作ってもらった料理は格別でした。今日は、楽しく感動的な一日を過ごすことが出来ました。」の声。また、「これからのシニア世代の方々のつながりを考え、食をテーマに活動を行う「味噌汁の会」を発足したいと考えています」と代表の森川氏は語っていました。今回の水産食育教室は、地域水産資源の重要性を学ぶとともに、男性の社会参加と、新しい分野への挑戦の大いなるステップになったようです。