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ブラジル香川県人移住100周年記念式典
・パラグアイ香川県人会創立40周年記念式典 

 平成25年8月10日にパラグアイ共和国アスンシオンで開催された「パラグアイ香川県人会創立40周年記念式典」と、翌11日にブラジル連邦共和国サンパウロで開催された「ブラジル香川県人移住100周年記念式典」に水本香川県議会議長ほか県議会議員8名や香川県国際交流協会理事長らとともに、出席しました。

ブラジル香川県人移住100周年記念式典・
パラグアイ香川県人会創立40周年記念式典

  平成25年(2013年)8月10日「パラグアイ香川県人会創立40周年記念式典」(於:パラグアイ共和国アスンシオン)、8月11日「ブラジル香川県人移住100周年記念式典」(於:ブラジル連邦共和国サンパウロ)に浜田恵造香川県知事、水本勝範香川県議会議長等16名が出席しました。
 
  「パラグアイ香川県人会創立40周年記念式典」には、平井 孝吉パラグアイ香川県人会会長をはじめとする県人会会員、在パラグアイ日本国大使、パラグアイ日本人会連合会会長など総勢95名の出席がありました。
 パラグアイでは、日系人の世代は、一世、二世から若い三世、四世へと移ってきているなか、香川県がラ・コルメナ市に対して行っている農産物利活用の支援事業を通じて新しいつながりもでき、コルメナ市民の参加もあり交流を深めることができました。
 会場では、写真展も開催され、これまでの県人会活動の変遷、香川県との交流の歴史と将来、香川県の産品や情報を発信する拠点となる「ふるさとプラザかがわ」構想も披露されていました。
  また、前日には、フェデリコ・フランコ大統領を表敬訪問し、大統領から、これまでの日系人の功績と日本、香川県の支援に対する感謝の意を表され、これからも日本とパラグアイの国家間、県や市などの草の根レベルの間での関係がよいものであるようにとの思いを述べられました。

  「ブラジル香川県人移住100周年記念式典」には、菅原 パウロ 農夫男ブラジル香川県人会会長をはじめとする県人会会員、在サンパウロ日本国総領事、ブラジル国会議員、空軍大臣など過去最多306名の出席があり、盛大に開催されました。
 菅原会長の挨拶では、「香川県人が移住して100年が経った。この間、移住者である一世、二世などは大変な苦労をしてこられ、その方たちの努力により今の私達がある。このように盛大に式典を開催できることを大変喜ばしく思う。世代も四世、五世と若い世代へと代わっていっているが、日本の香川県人との交流がより深まることを願う。」と述べられました。
  式典後の祝賀会では、100周年を祝うケーキカットや地元ダンサーによるサンバの披露があり、にぎやかな雰囲気に包まれました。 最後の懇談会では、訪問団と県人会員で6〜8人のグループになるように分かれて、ざっくばらんに話し合いました。一世、二世たちからは、移住時のご苦労や現在の様子を、これまで香川県が海外技術研修員として受け入れた方たちからは、県で習得した技術、知識を生かして働いている状況の報告などがありました。時おり、香川県の昔と今の変わりぶりや出身地でのなつかしい話にも花が咲き、あっという間に時間が過ぎました。
  そのほか、ブラジルでは、開拓戦没者慰霊碑の参拝やブラジル日本移民史料館を視察しました。

  この度の訪問により、ブラジルとパラグアイの県人会の式典に参加し、交流を深める中で、県人の方たちが、日本、特に香川県との結びつきを大切にしていることを強く感じることができました。また、様々な苦労を重ねながらも困難を克服し、社会の様々な分野で活躍されている状況を伺うこともできました。
 香川県も県人会の組織も、若い世代へと変わってきていますが、今後とも南米の各香川県人会の活動を支援し、良好な関係を深めていきたいと考えます。

 8月10日 パラグアイ香川県人会創立40周年記念式典後の集合写真 8月11日 ブラジル香川県人移住100周年記念式典の様子
8月8日 ブラジル日本移民開拓戦没者慰霊碑参拝 8月9日 パラグアイ大統領表敬訪問


日本人ブラジル移住100周年記念事業

 1908年4月28日、ブラジルへの初の移住者を乗せた笠戸丸が、神戸港を出発しました。それから100年が経過した2008年(平成20年)、県では、日本人ブラジル移住100周年を記念して、様々な事業を行いました。

日本人ブラジル100周年記念式典訪問

 「日本人ブラジル移住100周年記念式典」等に出席するため、真鍋武紀香川県知事(当時)、松本康範香川県議会議長(当時)等11名の訪問団が、平成20年6月12日〜23日の日程で、アルゼンチン共和国、ブラジル連邦共和国等を訪問しました。

 訪問団は15日、ブエノスアイレスで、アルゼンチン香川県人会による歓迎交流会に参加しました。交流会には総勢54名が集まり、移住高齢者表彰では、松本孝子さんが表彰を受けました。交流会終了後は、県人で花卉栽培家の加藤達也さんの農園を訪れました。




 17日には、北伯(ベレン)香川県人会の歓迎交流会があり、約80名が出席し、移住高齢者表彰では星野静江さん他2名が表彰を受け、また、山本北伯香川県人会長は、憲法記念日知事表彰を受賞されました。



 20日には、ブラジル香川県人会の歓迎交流会があり、120名余りが出席しました。会場には、100周年を祝い、ペルー香川県人会山田会長、パラグアイ香川県人会平井会長も出席されました。移住高齢者表彰では、上田稔さん他7名が表彰を受けました。

 各県人会との交流会では、それぞれの出身地の様子や、移住の苦労話、県人の現地での活躍などの話で盛り上がり、「さくらさくら」をはじめ、懐かしい歌を全員で合唱するなど、楽しい時間を過ごしました。

 21日には、午前中に、香川県で研修した元海外技術研修員との懇談会があり、午後には、今回の主たる訪問目的でもある「日本人ブラジル移住100周年記念式典」に参加しました。式典には、日系人等3万7千人が参加し、皇太子殿下も御臨席されるなど、盛大に行われました。

 今回の訪問では、移住された方々が苦労を重ね、困難を克服し立派に活躍されている姿や、ふるさとに対する強い思いをお聞きし、胸が熱くなりました。今後も、幅広い交流を通じて県人会の活動を支援し、友好親善関係を強化していく必要性を改めて感じさせられました。



香川県サッカー少年団派遣交流事業

 日本人ブラジル移住100周年の記念事業の一環として、(社)香川県サッカー協会選抜のサッカー少年18名とコーチら計22名が、平成20年7月24日(木)〜8月1日(金)の日程で、ブラジルを訪問しました。
 初めて乗る飛行機がブラジル行きという少年も多い中、時差ぼけもものともしない元気な一行は、交流試合やホームステイなどを楽しみました。
 現地での交流試合は、計3回行われました。結果は、8−0、5−0、3−1と残念ながら負けてしまいましたが、本場のサッカーのレベルに驚くと同時に、学ぶことの多い充実した試合内容となりました。 初戦の相手、サンパウロのクラブチームのキャプテンである日系3世のダニエル剛君は「ブラジルとは違うスタイルのサッカーをする。反則も少ないし、ボールを良く繋いでいた。またこのような機会があれ ば是非対戦したい。」とコメント、互いに交流を楽しみました。

 香川県人会館で行われた県人会との交流会では、「上を向いて歩こう」を日本語とポルトガル語を交えて歌いました。 また、「一合まいた」の踊りを披露し、皆で一緒に踊って楽しみました。

 その後、現在、牧畜場を経営をしている丸亀市出身の北浦清己さんから、移住の話を聞かせていただきました。 北浦さんは、「移住」を「雄飛」と表現し、少年達に夢を持つことの大切さを説きました。

 その他、プロサッカーチームのゲーム観戦や、エンブ市場での買い物、移民資料館の見学などを楽しみました。
 最終日には、4日間お世話になったホームステイ家族とお別れをした後、エンブ市の小学校を訪問しました。 教室では、少年団の訪問に備え、日伯交流年について勉強しているところで、小学生からは「寿司は食べていますか?」「サッカーは日本語でどう言いますか?」などの質問が飛び出しました。 また、折り紙やこま回しなど日本の子どもの遊びを教え、ブラジルの小学生達は興味津々の様子でした。

 様々な体験や人との出会いを通して、憧れの国ブラジルを少し身近に感じた少年達は、「サッカーがもっと上手くなって、またブラジルに来たい!」という新たな夢を抱えて、帰途につきました。 出発した時より、心なしか一回り大きくなった18人の少年達。サッカー選手として、また、日本とブラジルの架け橋として、今後の活躍が期待されます。



 高松市内の小学6年生を対象に、南米への移住について振り返りながら、郷土の歴史を学ぶとともに、異文化への相互理解を深めることを目的に、「日本人ブラジル移住100周年記念講座」を実施しました。

講師:今雪真善氏
(元JICA四国支部長、現牟礼町愛染寺・六萬寺住職)
訪問校:牟礼北小学校、牟礼南小学校、十河小学校、円座小学校、木太小学校


 日本人ブラジル移住100周年記念事業に先立ち、2004年(平成16年)に南米移住者の歴史を体系的にまとめた「香川県南米移住史」が刊行されました。

              右下のリンクよりご覧いただけます。

                                         



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