知事室だより61 ドバイの県内企業

 

 
 ブラジル日本移民百周年記念式典に出席するために南米へ向かった際、経費の安いドバイ経由となりました。その時の見聞を報告します。
 今、世界の耳目を集めるドバイは、アラブ首長国連邦を構成する七つの首長国の一つで、アラビア半島の南東部に位置する暑い砂漠の国です。原油価格の高騰や経済フリーゾーン政策で、世界中から投資資金を集め、大変な建設ラッシュ。砂漠に、リゾートホテルやショッピングセンター、オフィスなどのビルがどんどんお目見えしています。
 ヨーロッパ風の格調高い建物、ヨットの形をしたビル、世界一の高層ビル(階数と高さは未公表、いつでも継ぎ足して世界一になれるためとの由)など、世界一流のデザイナーの作品が林立しています。世界中の建設用クレーンの3割強がドバイに集まっており、その中で一番多く使われているのが香川県の企業・タダノのクレーンだそうです。
 同じく県内の日プラが、水族館を造っていました。さらに、徳寿工業が、砂漠の中に野菜工場を建て、野菜を栽培しています。このように香川の企業が世界のトップクラスの経済激戦地で活躍している姿に驚くと同時に、大変心強く感じました。
 ドバイは、ビルだけでなく、海を埋め立て、島を造っています。ヤシの木の形、世界地図の形など、さまざまなリゾート島が出現しています。世界の有名人やお金持ちがリゾートマンションなどを買っているそうです。海水を淡水化して配水し、多くの樹木を植えており、一大人工都市が出来上りつつあります。政策により、ドバイ経由の飛行機も増えています。また、人口の80〜85%がインドからの労働者などの外国人だそうです。私は、ドバイを見聞し、将来、この人工都市がどうなるのか、いろいろ思いをめぐらし、注目していきたいと思います。