
「張子虎」や節句人形の伝統工芸士が住む人形ゆかりのまち、三豊市仁尾町。
遠浅の美しい浜が広がり、山には黄金のミカンがたわわに実る。
冬なお陽光あふれる歴史のまちを訪ねてみたい。

「張子虎」や節句人形の伝統工芸士が住む人形ゆかりのまち、三豊市仁尾町。
遠浅の美しい浜が広がり、山には黄金のミカンがたわわに実る。
冬なお陽光あふれる歴史のまちを訪ねてみたい。
8月のひな祭り
仁尾のまちを一躍有名にしたのは、30年ぶりに復活したという「仁尾八朔人形まつり」。平成10年に地元商工会が中心となり再開したというその祭りは、第7回ふるさとイベント大賞の最高賞を受賞。全国にも、その名が知られることになる。
「仁尾八朔人形まつり」の由来は、1579年(天正7年)にさかのぼる。その年の3月3日、讃岐に侵攻した土佐の

人形を愛するまち
香川の西部地域・西讃では、男子が生まれた最初の八朔の日に神宮皇后と団子馬を飾る風習があったというが、仁尾町ではさらに店舗や座敷に箱庭風の風景を作り、人形を配し、歴史上の物語などを再現する。こうして、仁尾のまちでは人形を愛する風土が培われてきた。
現在は、「張子虎」を作る2人の伝統工芸士に加え、節句人形の伝統工芸士が住んでいる。

真鍋人形店

真鍋人形店周辺の路地
江戸の風情を訪ね
節句人形の伝統工芸士である真鍋啓三さんの人形店があるのは、仁尾城跡の覚城院近く。店の中には一年中、華やかな節句人形が並ぶ。人形店をのぞいた後は、すぐ近くにある「辻の札場」を見る。これは、藩政時代にお触れ書きなどを張り出したという、いわば掲示板。
江戸の香りを感じて振り返って進めば黒壁の蔵。ここは、1741年(寛保元年)創業の仁尾酢の醸造蔵。当時と変わらない製法で、まろやかな味にファンは多い。

仁尾酢の醸造蔵

仁尾酢

覚城院

辻の札場
寺と味めぐり
仁尾の町並みは、懐かしい風が吹く。路地を抜ける度、レトロな塀や窓、防火用水や

街角の祠

常徳寺周辺
ミカン色に染まる
懐かしの町並みから足をのばして、海に向かえば、北西には「仁尾マリーナ」。収容数大小およそ400隻。キャンプ場、レストランもあるおしゃれなスポット。
仁尾支所の西にあるのは、たこ判発祥の店「たこ判
海辺の道を南に向かえば遠浅の海が美しい
周辺の海岸は夕日のスポット。「日本の夕日百選」にも選ばれた太陽が、ミカン色に沈む。

仁尾マリーナ

たこ判

みかんの里

遠浅の浜
【問い合わせ先】
◎真鍋人形店
TEL 0875-82-2063
◎仁尾マリーナ
TEL 0875-82-3231
◎中橋造酢
TEL 0875-82-2802
◎たこ判小前
TEL 0875-82-3189
◎みかんの里
TEL 0875-82-4924
【交通アクセス】
仁尾町文化会館まで、
JR詫間駅からバスで約15分
JR観音寺駅からバスで約30分
さぬき豊中ICから車で約20分
【仁尾観光の問い合わせ】
三豊市観光協会
TEL 0875-56-9121
【仁尾八朔人形まつりの問い合わせ】
三豊市商工会仁尾出張所
TEL 0875-82-2345