
映画の世界で羽ばたこう
知事 雑誌non-no(ノンノ)の専属モデルから女優になり大活躍なさっている藤澤恵麻さんは、香川県立高松高等学校から上智大学に進学なさったのですね。わたしには想像もつかない世界ですが、大学生活を送りながらのモデルのお仕事は大変だったでしょう。
藤澤 毎日、朝早くから学校や仕事があって、お休みもないというのは大変でした。でも、それまで知らなかった世界に触れて、さまざまな人にいろんなお話を聞くことができ、振り返ってみると楽しい経験でした。
知事 香川県のお話もお伺いしたいのですが、恵麻さんが幼いころに遊んだ場所などで、特に思い出に残っている所はどこですか。
藤澤 古里香川には景勝地が数多くありますが、源平の古戦場「屋島」のふもとにあるさぬきうどんのお店のことは忘れられません。水車が回っていて、大きなたらいにうどんが入って出てくるんです。家族で囲んで食べるのがうれしくて。たまの休みに父が連れて行ってくれた、県西部の三豊市にある仁尾の海も大好きです。遠浅のきれいな浜で暗くなるまで遊びました。
知事 仁尾の遠浅の砂浜は美しく、特に真っ赤な太陽が海に沈む夕景は素晴らしいですね。
藤澤 また、ぜひ行ってみたいですね。小学校時代に訪れた、小豆島の二十四の瞳映画村≠フ印象も強烈でした。あこがれの映画の世界に入り込んだみたいで、わくわくしたのを覚えています。
知事 映画の世界にあこがれを持っていた恵麻さんが、モデルからNHKの朝の連続ドラマで女優デビューされ、そして映画「奇談」、「ラブ★コン」とスクリーンでも大活躍されるようになった。モデル時代とは違うご苦労があったのでは。
藤澤 モデルの場合は、そのときに自分が感じるものを表現すればよいのですが、役を演じるとなると、その役柄の気持ちが分かるように、役と自分の距離を埋めなければなりません。これまで生きてきたありったけを持ち出して、自分とは違う人生をつくらなければならないんです。
知事 想像力を働かせて、その人になりきるということでしょうね。そうやって映画の世界で、大きく成長している恵麻さんですが、香川県も、負けずに映画づくりと取り組んでいるんですよ。映画のロケなどを誘致する「香川フィルムコミッション事業」を、全国でも6番目という早い時期に立ち上げ、今では90本を超える映画やテレビなどのロケ誘致に成功しています。さらに映画で香川県を元気にしようと「さぬき映画祭」を昨年から始めました。恵麻さんには、この映画祭の第1回のゲストとして花を添えていただき、ありがとうございました。
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藤澤 恵麻(ふじさわ えま)
1982年12月26日生まれ、香川県高松市出身。大学在学中の2001年、「non-no」の専属モデルに選ばれ、芸能活動をスタート。2004年にはNHK朝の連続テレビ小説「天花」のヒロイン役に抜てきされた。その後、映画「奇談」、「ラブ★コン」などで主演。現在は、映画、CM、ドラマ、舞台など幅広く活動の場を広げている
藤澤 恵麻公式サイト
http://www.ema-fujisawa.jp/