特別展の詳しい情報

次回開催の特別展

香川県陶芸協会創立50周年記念展
        やきものが好き!!アートも好き。

   
【見どころ】 

● 身近なやきものに込められた歴史と美をたどる!

● 「やきものの国」香川の過去・現在。そして、未来を展望。

● 食器からアートまで。多彩な形・デザイン・色彩をたのしむ。

 


会期 平成3135日()~17日(
 ※休館日 3月11日(月) 
開館時間 9:00~17:00
(入館は閉館の30分前まで)
会場 香川県立ミュージアム 2階特別展示室 
展示内容 2019年に創立50周年を迎える香川県陶芸協会との共同企画の展覧会です。 香川県は古代に須恵器を税として都へ納め、綾川町にある十瓶山窯跡群で作られた須恵器の壺や甕が西日本各地で広く利用されるなど「やきものの国」として栄えました。また、江戸時代には高松藩の御用窯である理兵衛焼と讃窯、独特のデザインと技法をもつ源内焼や屋島焼など、地域の歴史や風土に根差した新たなやきものが誕生し、隆盛しました。現在でもこのような歴史や伝統を大切にしながら、地元作家たちは自分らしい表現にこだわって作陶活動を行っています。 本展では縄文時代から江戸時代の「讃岐のやきもの」と、現代の地元作家が作る新たな「讃岐のやきもの」を紹介します。

[展示構成] プロローグ 「やきものの国」の始まりと隆盛 第1章 たべものとやきもの 第2章 江戸時代の多彩なやきものと現代 第3章 アートなやきもの
展示点数 180点
     
観覧料 一般500円 (特別展のみの料金)         
※高校生以下の方、65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料  
組織 主催|香川県立ミュージアム、香川県陶芸協会 後援|三豊市教育委員会、朝日新聞高松総局、四国新聞社、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、NHK高松放送局、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、RSK山陽放送、OHK岡山放送 助成|公益財団法人 中條文化振興財団



主な展示作品





1. 【理兵衛焼】
亀甲形大香合 紀太理兵衛 江戸時代 当館保管
理兵衛焼は高松藩初代藩主である松平頼重の御用窯。京焼の名工である森島作兵衛を招聘し、開窯した。作兵衛は来讃後、名前を紀太理兵衛と改め、この名前を紀太家の子孫は代々襲名した。 写真は唐草風の文様を全面にめぐらした香合。蓋と身の中央に高松松平家の家紋(葵紋)を描く。




2.【讃窯】
乾山写雲錦丼鉢 仁阿弥道八 江戸時代後期  当館蔵
讃窯は高松藩9代藩主である松平頼恕の御用窯。京焼の名工である仁阿弥道八を招聘し、開窯した。 写真は紅葉と桜を描いた鉢。大ぶりな紅葉の赤と点描された桜の白のコントラストが鮮烈で、華やかな作品。



3.【源内焼】
三彩花文手付小碗付連鉢 江戸時代 当館蔵
源内焼は平賀源内の指導により志度の陶工により始められたという。色彩は緑を基調に黄、紫が配された三彩の鮮やかな色彩をもつものが多い。 写真はやはり緑を基調にした把手付きの鉢。器の内外面を埋め尽くすように細密な彫りによる、草花や扇状の文様が施される。



4.【屋島焼】
鯛形皿土型 三谷林叟(初代) 江戸時代後期  当館保管
屋島焼は源内焼の陶工であった初代三谷林叟が屋島で始めたやきもの。彼は源内焼の陶工として身に着けた土型での作陶にこだわり、型づくりで様々な作品を生み出した。 写真は林叟が米寿の年に作った型。長命だった彼は鯛の他に、鶴・亀・福禄寿など長寿の祝いをイメージさせる作品も多く手掛けた。






5.【香川県陶芸協会会員作品】 さぬき青瓷鉢 伊藤信夫 現代 個人蔵

伊藤は「さぬきブルー」と呼ぶ鮮やかな青磁作品を中心に作陶する作家。彼は「私の青瓷は“さぬきの色”だ。顔料に鉄分を加えるという一般的なやり方でなく、さぬきの土を入れ、土に含まれる鉄分を利用するという独自の方法で製作しているからだ」という。






6.【香川県陶芸協会会員作品】 陶漆小皿「葉っぱの上で」 高橋康治 現代 個人蔵
釉薬を使用せず、漆を施して仕上げた陶漆の作品。器ごとにテントウムシの位置や向きが異なっており、今にも動き出しそうな印象を受ける。 高橋は「厳しい寒さを耐えてあたたかい春を迎えた日、心地よい季節の到来を喜ぶ小さな命がかわいらしい姿を見せた様子を表現した」という。

7.【香川県陶芸協会会員作品】 印刻花器 田中保基 現代 個人蔵

中国古代の青銅器の形状や装飾から受けた印象を陶器に表現しようと試みた作品。 田中は、「青銅器の『觚(こ)』の形に倣い、装飾には印華文と彫りを組み合わせた技法『印刻』を用いている。上方に伸び上がるようなフォルムと三角形を用いた紋様でシャープさを感じられるよう制作した」という。





8.【香川県陶芸協会会員作品】 練り上げ削ぎ花器 多田健太 現代 個人蔵
4色の粘土を練り上げて制作した後、焼き締め、さらに研磨した花器。 多田は「滑らかな質感・土感をもちつつ、優しい光沢があるやきもの。さわっても心地よい。また、粘土の重なり合う模様は、計算しつつも偶然が生んだ、世界にただ一つのもの。色々な見方で楽しんでほしい」という。


関連イベント  

①ドキドキ陶芸ワークショップ「地球を焼こう!!」 


    
日時・
講師
第1回 2019年2月24日(日)13:00~15:00
第2回2019年3月9日(土)13:00~15:00
申込 要申込 
▶詳細はこちら

②学芸講座「『おいしい』をつくるやきもの」

日時・
講師
2019310日(日)午後130分~3

長井博志(当館文化財専門員)
  詳細はこちら

③作家トーク  

日時 2019年3月17日(日) 午後1時30分~(30分程度)
伊藤信夫〔香川県陶芸協会会長〕
参加料
など
無料(申込不要)
特別展観覧券が必要(観覧無料の方は除く)
日時 2019年3月17日(日) 午後1時30分~(30分程度)
伊藤信夫〔香川県陶芸協会会長〕
参加料
など
無料(申込不要)
特別展観覧券が必要(観覧無料の方は除く)