特別展の詳しい情報

常設展示室1

道具とくらしのうつりかわり   

   
会期 平成3112日(水)~224日(日)
■開館時間:9:00~17:00  
※夜間開館[1月4日(金)11日(金)18日(金)は19:30まで]
■休 館 日:1月21日(月)・28日(月)、2月4日(月)・12日(火)・18日(月) 第65回日本伝統工芸展(1/2~1/20)会期中は無休    
展示内容 わたしたちの生活で使われるさまざまな道具。時の経過とともに変化してきました。 1950年代中頃までは、ご飯炊きや洗濯などの仕事が主に人の手により行われ、たいへん時間がかかりました。しかし、羽釜やめしびつ、洗濯板、炭火アイロンなど、その当時使っていた道具を見ると、形や仕組みなどに人々の知恵がこめられています。 人々の生活を大きく変えたのは、電化製品でした。香川県の電気の使用は、1895年 (明治28)、高松市で初めて電灯がついたときに始まります。しかし、多くの家庭で 電気製品を使うようになるのは、1950年代後半からでした。電気洗濯機・白黒テレビ・ 電気冷蔵庫はその代表的な製品です。その後も開発・改良が進み、電化製品はわたし たちの快適な生活になくてはならないものとなっています。 この展示では明治・大正・昭和時代にかけて使われた衣・食・住の道具を紹介しま す。小学校の社会科や総合的な学習の時間にご利用ください。また、一般の方も昔の 生活に想いをはせてみてはいかがでしょう。
展示点数 43件43点  松平家常設コーナー5件10点
観覧料
一般410円(20名以上の団体は330円)
高校生以下、65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
*特別展開催中は特別展観覧券でも観覧可

関連行事

ミュージアムトーク(担当学芸員が展示内容について分かりやすく解説します)

日時 平成31年1月26日(土)、2月16日(土)
各13:30~
*申し込み不要、観覧券が必要
場所 常設展示室1

ティーチャーズプログラム(学校教員向けの学習案紹介)

日時 平成31年1月5日(土)
14:10~ 16:30
場所 常設展示室1 地下1階実習室ほか

主な展示品


洗濯板  たらい  昭和 館蔵 
(1)昔のくらしの知恵
洗濯板 たらい  昭和 館蔵

洗濯を手でしていた頃の道具です。たらいに水と洗濯物を入れ、洗濯板に水を吸った衣類を一枚ずつ広げて洗っていました。 洗濯板の表面には溝がきざまれています。溝は石けん水をためる、洗濯物の汚れを落とす、洗濯物がずり落ちないようにするなどの役割をしています。 たらいはたてに並べた木の板を、 「たが」でしっかりとつなぎ合わせて作られています。
   羽釜 昭和(戦後) 館蔵

羽釜 昭和(戦後) 館蔵

昔はかまどに羽釜をかけて、火加減に気をつけながらご飯を炊きました。 かまどにかけるつばの部分が羽のような形をしているので、羽釜と呼ばれました。つばから下はかまどの中にすっぽり入っていて、火の熱をのがしません。釜の底の丸みも熱を伝わりやすくする工夫です。また、厚くて重い木のふたで押さえて、吹きこぼれを防ぎます。  
    安全こたつ 明治~昭和 館蔵

安全こたつ 明治~昭和 館蔵

六角柱型のわくの中にある容器に炭火を入れ、布団をかぶせて温まります。 外わくが回ると、内側の容器も水平に動きます。また、六角形の面が上下になっても、中の容器はふた側が上になります。炭がこぼれることがないので、安全こたつと呼ばれました。
 
手回しミシン 明治~昭和 館蔵

手回しミシン 明治~昭和 館蔵

アメリカのシンガーミシン社製の手回し式ミシンです。「ミシン」という名は、英語名の「ソーイング・マシン」の「マシン」が日本で訛(なま)って呼ばれるようになったそうです。  ミシンが使われるまで、裁縫は針と糸で一目ずつ縫う根気のいるものでした。このミシンは、右手でハンドルを回し、左手で布を操って使いました。
 電気アイロン 昭和35年頃 館蔵
(2)電化製品の広まり 
電気アイロン 昭和35年頃 館蔵

1915年(大正4)、国産の電気アイロンが初めて発売され、電気によって衣服のしわがのばせるようになりました。比較的早く家庭に普及した電化製品といわれています。 それ以前は「火のし」や炭火アイロンを使っていました。電気アイロンの使用によって、炭火をおこす必要や火の粉・灰が飛び散る心配がなくなりました。  
 白黒テレビ 昭和(戦後)電気冷蔵庫 昭和30年代 電気洗濯機 昭和30年代

白黒テレビ 昭和(戦後) 電気冷蔵庫 昭和30年代 電気洗濯機 昭和30年代 3点とも館蔵

1930年(昭和5)、国産初の電気洗濯機、電気冷蔵庫が製造されましたが、たいへん高価で、一般の家庭ではほとんど利用されていませんでした。 また、1953年(昭和28)、テレビ放送が本格的に始まり、続々と国産の白黒テレビが発売されるようになりました。 これらの電化製品が普及し始めるのは1955年(昭和30)頃からです。
       
 電子レンジ

(3)より便利なくらしを求めて
電子レンジ  昭和48年  個人蔵

国産の電子レンジ(業務用)が発売されたのは1961年(昭和36)です。電磁波によって簡単に加熱調理したり、冷凍食品を解凍したりできるようになりました。 この製品(ナショナル製)は左上のダイヤルを回すと食品や料理ごとの加熱時間がわかり、それに合わせてタイマーをセットするようになっています。
 ワードプロセッサー 昭和59年 館蔵

ワードプロセッサー 昭和59年 館蔵

ブラザー製の日本語ワードプロセッサーです。キーボードや液晶ディスプレイ、プリンターなどが一体化した製品です。「ワープロ」が発売され、個人でも手軽に日本語の文章を活字で印刷できるようになりました。