特別展の詳しい情報

常設展示室1

明治150年関連企画 
高松藩の明治維新
ー新時代を生きた侍たちー   

   
会期 平成30102日(火)~1224日(月・祝)
■開館時間:9:00~17:00  
※夜間開館[11月2日(金)、23日(金)は19:30まで]
■休 館 日:毎週月曜日 
※10月8日(月)は開館 ※10月9日(火)は休館
展示内容  明治4年(1871)7月、廃藩置県により高松藩は廃止され、高松県が設置されました。同年11月には、高松県と丸亀県を統合して香川県(第1次)が設置されましたが、その後香川県は名東県(現在の徳島県)や愛媛県に編入され、現在の香川県(第3次)が誕生したのは全国で最も遅い明治21年(1888)12月のことでした。
  廃藩後、旧藩主松平頼聡は東京へ移住して、華族として新たな道を歩むことになり、旧藩士たちも家禄の廃止などによって、それまでと違う生き方を模索せざるを得なくなります。
 このような激動の時代、旧高松藩の“侍”たちは、大きな変革の波にもまれ ながらも、香川県の分県独立や次世代を担う郷土の人材育成のために奔走する など、懸命に新しい時代を生きようとしていました。
 本展では、明治前期の高松を中心とした香川県内の動きや、その時代を生きた旧高松藩主・藩士たちの姿を紹介します。
展示点数 43点 
観覧料
一般410円(20名以上の団体は330円)
高校生以下、65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
*特別展開催中は特別展観覧券でも観覧可

関連行事

ミュージアムトーク(担当学芸員が展示内容について分かりやすく解説します)

日時 10月20日(土)、11月24日(土)、12月8日
各13:30~
*申し込み不要、観覧券が必要
場所 常設展示室1

共催事業

 高松藩士の家に生まれ、香川県の独立に尽力し、官吏・政治家・実業家として幅広い分野で活躍した中野武営(1848~1918)の生涯と事績を紹介するパネル展、シンポジウムを中野武営顕彰会と共同で開催します。

パネル展 「没後100年 香川県独立の父 中野武営とその生涯」

会期 10月2日(火)~12月24日(月・祝)
場所 香川県立ミュージアム 常設展示室1

中野武営翁没後100年・顕彰会発足記念シンポジウム  「ナカノ・ブエイって だれ?」

会期 10月8日(月・祝) 13:30~16:00
場所 香川県立ミュージアム 地下1階講堂

主な展示品

大礼服   明治~昭和時代 高松松平家歴史資料 当館保管
大礼服

大礼服   明治~昭和時代 高松松平家歴史資料 当館保管

大礼服は、重要な儀式の際に着用する正装である。華族の大礼服は、形や装飾について細かい規定があり、襟や袖口の地色は、爵位によって決められていた(伯爵は桃色)。
これは、明治36年(1903)、伯爵となった松平頼寿(よりなが)が着用したもの。
獅子  明治37年(1904) 高松松平家歴史資料 当館保管
獅子
獅子  明治37年(1904) 高松松平家歴史資料 当館保管

 廃藩置県後、兵部省(のち陸軍省)の管理下に置かれていた高松城は、明治23年、旧高松藩主松平頼聡(よりとし)に払い下げられた。明治35年には、高松城の天守閣跡に藩祖頼重をまつる玉藻廟が造営される。
 これは、高松工芸学校の木彫科の教師桑根常三郎(素山)の手によるもので、玉藻廟の神殿内に奉納された。高松城太鼓門の棟木を使って造られており、東京と高松に勤務していた松平家家扶等が奉納した。
旧高松藩士 牛窪求馬・松本千太郎の写真【パネル展示】  明治時代  個人蔵 当館保管
旧高松藩士 牛窪求馬・松本千太郎の写真
【パネル展示】
旧高松藩士 牛窪求馬・松本千太郎の写真
明治時代  個人蔵 当館保管

 明治という新しい時代を生きた“侍”たちの姿を写した写真。
牛窪求馬(もとめ)【右】は、高松市内町に設立された高松電灯株式会社の初代社長で、松本千太郎【左】は専務。ともに、文久3年(1863)、旧高松藩士の家に生まれた。  
 この写真を撮影した筧(かけい)三友舎も旧高松藩士の筧政叉が開業した写真館で、明治維新後の旧高松藩士のつながりが感じられる。