特別展の詳しい情報

常設展示室1

屏風絵の世界を読み解く

   
会期 平成3027日(金)~平成30729日(日)
前期展 4月27日(金)~6月17日(日) 後期展 6月19日(火)~7月29日(日)  

■開館時間:9:00~17:00  
※特別展開催中[ 6月1日(金)まで、6月29日(金)から7月20日(金)まで]の金曜日は19:30まで
■休 館 日:毎週月曜日 
※4月30日(月)、7月2日(月)・16日(月・祝)は開館
※5月18日(金)国際博物館の日は全展示観覧無料
展示内容  当館では、郷土香川にゆかりのある資料を中心に収集してきましたが、江戸時代の屏風絵もその一つです。屏風絵は、屏風という大画面にさまざまなテーマが描かれ、また大画面ゆえに場面の流れを追うことが難しいものも少なくありません。当時の人びとは屏風絵に何を読み取っていたのでしょうか。
 本展では、高松城とその城下町を描いた高松城下図屏風(香川県指定有形文化財)をはじめ、屋島合戦の名場面などを描き込んだ源平合戦図屏風や県内に伝来してきた屏風絵など、当館が所蔵する江戸時代の屏風絵を2期に分けて公開し、そこに描かれた世界を読み解きます。細部までじっくりとお楽しみいただければ幸いです。
 また、同会場の松平家歴史資料常設コーナーでは、春の季節にちなみ、春を惜しむ内容の藤原佐理筆詩懐紙(国宝)を5月13日(日)まで特別公開します。
展示点数 17点 
観覧料
一般410円(20名以上の団体は330円)
高校生以下、65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
*特別展開催中は特別展観覧券でも観覧可

関連行事

ミュージアムトーク(担当学芸員が展示内容について分かりやすく解説します)

日時 4月28日(土)、5月19日(土)、6月16日(土)、7月7日(土) 各13:30~
*申し込み不要、観覧券が必要
場所 常設展示室1

主な展示品

四季花鳥図屏風
四季花鳥図屏風
四季花鳥図屏風
江戸時代  高松松平家歴史資料  前期展

萩藩御用絵師・雲谷等璠(うんこくとうばん)の作品。広間を飾るのにふさわしい華やかな屏風で、右隻(せき)に春夏の花鳥を、左隻に秋冬の花鳥を描く。
源平合戦図屏風
源平合戦図屏風
源平合戦図屏風
江戸時代  当館蔵  前期展

屋島合戦の様子を鳥瞰的に描いた豪華な屏風絵で、もとは一の谷合戦と対であったとみられる。那須与一が見事に扇を射落とす「扇の的」など『平家物語』の名場面が同じ画面上に時間を追って展開される。金地の屋島と群青の海、陸の源氏と沖の平家という対比が鮮やかである。
高松城下図屏風  [香川県指定有形文化財]
高松城下図屏風
[香川県指定有形文化財]
高松城下図屏風 [香川県指定有形文化財]
江戸時代  高松松平家歴史資料 後期展

高松城を中心とする町のほぼ全容を描いた屏風絵。高松藩初代藩主の松平頼重(よりしげ)が生きた17世紀中頃の景観が描かれているとみられ、上空から眺めた地図を思わせる構図が特徴。
藤原佐理筆詩懐紙  [国宝]
藤原佐理筆詩懐紙 [国宝]
高松松平家歴史資料コーナー
常設展示室1では、当館が収蔵する松平家歴史資料を定期的に展示替えをしながら公開しています。

藤原佐理筆詩懐紙 [国宝]

平安時代(969年) 当館蔵

5月13日(日)までの特別公開。三跡の一人として知られる藤原佐理(すけまさ)が26歳の時に書いた作品。詩歌会の席上で詠んだ詩を清書したもので、青年期の佐理の筆遣いを伝える唯一の書。わが国における現存最古の詩懐紙として貴重である。