特別展の詳しい情報

常設展示室1

 古い道具と昔のくらし

   
会期 平成29912日(火)~123日(日) 
 ※10/31(火)から高松松平家歴史資料コーナーの資料が入れ替わります。
 
 開館時間:9:00~17:00
 夜間開館:特別展開催中の金曜日(10/13.20.27,11/3.10.17.24)
 休 館 日:月曜日、9/19(火)、10/10(火)※ただし9/18(月)、10/9(月)は開館
展示内容  わたしたちをとりまくさまざまな道具は、時代とともにかわってきました。少し前であっても、大きく変化している道具もあります。そうした道具のうつりかわりを通じて、世相や社会の違いを知ることができます。
 道具はいろいろなかたちで変化していますが、その中の要素として電化は見逃すことができません。展示では、電化以前と以後の道具を並べ、比較することができるようにしました。
 また、人びとの生活において、社会の様子や気象情報などいろいろな情報を得ることが必要です。そのための道具はどのように変化してきたのでしょう。今回の展示ではラジオ・テレビ・電話に着目してみました。
 展示を通じて、ふだん、当たり前のようにしていることやふつうに出来ることをささえている道具のあゆみについて考える機会となることをねらいとしています。(高松工芸高校の職場体験の成果を展示の一部に反映しています)
 松平家歴史資料コーナーでは前期には高松松平家の「御三刀」を含む刀剣5口と拵などの刀装具を展示し、後期には、高松城下を詳細に描いた「高松城下図屏風」(香川県指定有形文化財)を展示します。
展示点数 43件44点(古い道具と昔のくらし)、12件12点(高松松平家歴史資料コーナー、前期・後期合わせて) 
観覧料
一般410円(20名以上の団体は330円)、
高校生以下、65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
※10/7~特別展「讃岐びと、時代を動かす」の観覧券で観覧できます。

関連行事

ミュージアムトーク(担当学芸員が展示内容について分かりやすく解説します)

日時 10月14日(土)、11月4日(土) 各13:30~
*申し込み不要、観覧券が必要

主な展示資料

扇風機  昭和時代(当館蔵)
扇風機
扇風機 昭和時代(当館蔵)

 扇風機は、身近な家電製品の中でも比較的古い歴史をもち、明治20年代には国産品が誕生している。戦前までの扇風機は「黒色、四枚羽、ガード付き、首振機能」という四つの基本形態を有するもので占められていた。本品はその典型例といえる。県内の旧家から収集された。
白黒テレビ 昭和時代(当館蔵)
白黒テレビ
白黒テレビ 昭和時代(当館蔵)

 テレビが普及しはじめた当初は、価格が高く手の届きにくい家電製品であった。そのような中、物品税の関係で安価となる組み立て式のテレビが販売された。このテレビは県内在住の方が購入、組み立てた品。皇太子成婚を見るために入手したという。
ラジオ体操図解 昭和時代(当館蔵)
ラジオ体操図解
ラジオ体操図解 昭和時代(当館蔵)

 ラジオ体操は、昭和天皇の即位を記念して行われた「国民保険体操」がその始まりである。ラジオから流れる音楽にあわせて体操を行うというかたちは全国に広まり、人気となった。図は一般家庭に配布された体操を図解したもの。終戦後、全国で一斉に号令とともに体操をする姿が軍国主義・全体主義的であるとの理由で一旦中止、その後復活した。これが現在のラジオ体操である。
3号自動卓上式電話機 昭和8年~(当館蔵)
3号自動卓上式電話機
3号自動卓上式電話機 昭和8年~(当館蔵)

 それまで分かれていた送話器と受話器が一体となった初めての電話機。以後の電話機の原形となった。ダイヤル中央に「受話器を外してから廻轉盤を右へ指止め迄廻してお放しなさい」とダイヤルの仕方が記してある。
写真 高松電話局交換手 明治40年(個人蔵 当館保管)
写真 高松電話局交換手
写真 高松電話局交換手 明治40年(個人蔵 当館保管)

 日本で電話の通話が始まったのは明治23(1890)年。その後電話は普及していき、香川県で一般通話が始まったのは明治40(1907)年、今年で110年を迎える。写真は高松郵便局内に設置された電話交換所の様子。香川の電話創業当初の姿を伝える貴重な資料。交換手が2人なのは当時の電話普及がまだ少なかったことを示している。

高松松平家歴史資料コーナー

太刀 銘 国信 鎌倉時代(高松松平家歴史資料 当館保管)
太刀 銘 国信
太刀 銘 国信 鎌倉時代(高松松平家歴史資料 当館保管)

 肥後国の菊池地方に住んだ延寿一派の刀工。制作当初の姿を遺す生ぶの作品。やや先の詰まった小切先に反りの大きい姿をしている。鋩子刃の先にはわずかであるが、かすれた筆で描いたようになっている点や起伏の少ない直刃調の刃文などに、山城国の作風の影響がみえる。延寿一派の祖は山城国から移ってきたといわれる。

チラシはこちら(高松松平家の刀剣と刀装具)