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展示アーカイブ(常設展)

 アート・コレクション 版画あれこれ 

 ミュージアムの所蔵作品から、版画に注目し、江戸時代から平成に至るまで幅広い時代と技法の版画をご紹介します。
 冒頭では、広重、国芳など江戸の人気浮世絵師による錦絵を展示し、続いて川瀬巴水など浮世絵につらなる昭和20年代までの木版画や、現代の版画作品として井上員男、武田三郎、画題が共通する平山郁夫の日本画をご紹介します。
 続いて、海外に関連する作家による版画作品を紹介します。ブラジル滞在を機に版画制作を始めた秋山泰計、渡仏した井上公三、世界各国の芸術祭で活躍した斉藤義重、パリやNYを拠点に活躍した猪熊弦一郎。これらの作家たちが大きな影響を受けた20世紀初頭までの西洋における前衛芸術の多くは、浮世絵をはじめとする日本美術に大きな影響を受けて発展したことが広く知られています。互いに異なる文化が刺激し合い、新たな表現を生み出すことの面白さを是非ご覧ください。  
   
会期 平成27年12月5日(土)~12月24日(木)
会場 常設展示室 4・5
展示作品 歌川広重《五十三次名所図会 京三条大はし》 安政2年(1855) 木版
歌川国貞《大角力両国橋渡図》 安政3年(1856) 木版
川瀬巴水《さぬきの高松城》 大正10年(1921) 木版
秋山泰計《鳥をねらう猫を抱く少女》 昭和51年(1976) 木版
斉藤義重《ボオパンA白》 昭和46年(1971) 合成樹脂、アルミ     ほか
展示点数 38点