若手・ベテラン教員インタビュー

坂出市立加茂小学校
教 諭  筆 塚 桃 子
~プロフィール~
岡山県出身。
県外の大学卒業後、香川県で小学校教諭となる。
○教員を目指したきっかけは?

小学校6年生のときの担任の先生が書いてくださった日記のコメントがきっかけです。「あなたの工夫や頑張りに感心します。次の課題はその工夫や知恵を他の人に進んで分けてあげられるようになってください。」と書いてありました。その言葉をいただいたことで、人にアドバイスをしたり、教えることに興味が湧くようになり、しだいに教師と言う仕事を意識するようになりました。

○香川を選んだ理由は?

知り合いの先生など色々な方に相談する中で、香川県はすごく落ち着いていて、真面目で、熱心な先生が多いという話をたくさん聞きました。親戚が香川県にいたということもあり、馴染みのある場所でしたので、香川県で採用試験を受けてみようと思いました。

○香川で教員になってみてどうですか?

素敵な先生ばかりで驚きました。周りの先生がいてくださらなかったら私は今まで頑張ってこられなかったと思います。悩みや相談を快く聞いてくださいます。落ち着いた環境の中で素直な子どもたちと一緒に過ごせるので、香川に来てよかったなと思います。

丸亀市立本島小学校
養 護 教 諭 三 谷 麻 里 子
~プロフィール~
香川県出身。
県外の大学卒業後、香川県で養護教諭となる。
○なぜ教員になろうと思ったのですか?

中学校の頃の養護教諭との出会いがきっかけです。その先生はすごく優しくて、いつも笑顔が素敵でした。たまに保健室に行くと笑顔で迎えてくださって、すごく安心できる雰囲気だったのを覚えています。その先生に憧れて養護教諭を目指そうと思いました。

○香川で教員になってみてどうですか?

香川の先生方は昔からすごく教育熱心だと思っていました。実際に一緒に働いてみて、子どもたちをすごくよく見ているなと思う瞬間がたくさんあります。そんな先生方と教育現場で働けているのは私にとって喜びですし、香川県で教員になれてよかったなと思います。

○先輩教員のサポートや研修について教えていただけますか?

現在、初任者研修を受けています。内容やサポート体制がすごくしっかりしているなと毎回感じています。指導してくださる先生方や、同期の仲間たちとも会えるので、自分の悩みや分からないことをその場で全体で共有することができます。アドバイスや激励の言葉を指導の先生方からもらえるので、課題解決に繋がりますし、自分が指導をする上で生かしていこうという意欲が高まります。

高松市立香東中学校
教 諭 湯 谷 諒 次
~プロフィール~
鳥取県出身。香川県の大学卒業後、
香川県で中学校教諭となる。
○なぜ教員になろうと思ったのですか?

中学校のときの恩師がすごく印象に残っています。転校したとき親身になって話を聞いてくれたり、不安を軽減させてくれました。私もその先生のように一人でも多く子どもの手助けができればと思い、教員を目指しました。

○香川で教員になっていてよかったと思うことは何ですか?

香川の方は郷土愛が強いと思います。ボランティアや清掃活動などを通じて地域に根付いた教育が行われていると思いますし、県外出身の方もきっと香川を好きになってくれると思います。香川県は穏やかな風土で、支えになってくれる心強い方もたくさんいるので、香川で教員になってよかったと思います。

○教員としてのやりがいを感じるときは?

生徒が自分の指導を離れて自立してしっかり歩んでいく姿や卒業する姿を想像すると、あきらめてはいけない、指導し続けなければいけない、という気持ちになります。その気持ちを持ち続け、授業や生活面で色々な工夫をして指導しています。その結果、子どもが成長したときや、思いに応えてくれたときにとてもやりがいを感じます。

香川県立土庄高等学校
教 諭 中 筋 健 太
~プロフィール~
香川県出身。県外の大学院修了後、
香川県で高等学校教諭となる。
○なぜ教員になろうと思ったのですか?

きっかけは学生時代にアジアを訪れたときに日本との違いを感じたことでした。アジアの国々は町に活気があり、そこで生活している人たちも希望に満ちあふれていると感じました。日本も、活気があり前向きな人たちがもっと増えればいいなと思いました。教育にはそういう人を育む力があるのではないかと思い、教員を目指しました。

○関西から香川に戻った理由は?

学生時代に熱い志を持った友人、先輩にたくさん出会いました。その方たちは都市部や、さらには世界で活躍され、地元に帰っていくということはありませんでした。その中で逆に自分は地元に戻って地方から日本を、地方から世界を、少しでも良くしたいなという思いで帰ってきました。信頼できる友達、先輩が都会で頑張っているからこそ自分は地元に戻って一緒に頑張れるという気持ちがありました。

○部活動はどうですか?

サッカー部を担当しています。練習では自分も一緒にプレーしますので非常に充実した時間を送れています。勝敗を共に分かち合えるのがいいところだと思いますし、努力を重ねて試合に勝った瞬間は教員も生徒と一緒になって喜べるのですごく楽しいです。

香川県立香川丸亀養護学校
教 諭 上 城 あ ず さ
~プロフィール~
広島県出身。地元の大学卒業後、
香川県で特別支援学校教諭となる。
○教員を目指したきっかけは?

小学校、中学校、高校で出会った先生方がみんな明るく、生き生きされている方ばかりでした。その方たちを見て先生という職業に憧れを持ち、私も将来そんな先生になりたいと思ったのがきっかけです。

○特別支援学校の先生になろうと思ったきっかけは?

小学校、中学校のときにクラスに障害のある友達がいて、その子と仲良くなりたいけど関わり方が分かりませんでした。そのもどかしい気持ちが、勉強してみたいという意思に変わったのが特別支援教育に興味を持ったきっかけです。教育実習に行き、毎日工夫しながら働けるすごくクリエイティブな仕事だなと思い、特別支援学校の教員になろうと決めました。

○先輩教員のサポートや研修はありますか?

1年目の初任者研修では指導の先生がついてくださり指導案の書き方や授業の仕方、子どもへの接し方など、細かく教えていただきました。また、学校全体で初任者の先生を指導する体制が出来上がっています。最初は不安でしたが、安心して始めの1年を過ごすことができました。そのサポートのおかげで、いろんなことにチャレンジさせてもらったなと思います。

観音寺市立豊浜小学校
指 導 教 諭 宮 武 和 代
~プロフィール~
香川県西部地域で小学校教諭を務め、
平成27年4月から指導教諭となる。
○研修ではどんなことを学ぶのですか?

校外の研修では、専門的な知識やスキルを学んで教員としての力量を高める機会になっています。校内の研修では、研究授業を通して同僚や先輩の授業を参観することで、具体的な指導方法の工夫やヒントをいただいています。研修を通じて、教員として、そして人として成長できると思います。

○若い教員に期待していることは?

香川の子どもたちは豊かな自然、穏やかな気候の中で、元気いっぱいに育っていて、大変優しくていい子たちばかりです。変化する社会の中で、子どもを健やかに成長させるためには、私たち経験者ととともに、多様なことに柔軟に対応できる、若くてフレッシュな力が必要です。子どもとともに学び、成長できる喜びを私たちと一緒に味わってほしいと思います。

○若年教員だった頃の悩みはどんなことでしたか?

毎日の授業をどうやっていくか、授業を通して、本当に子どもに力がついているのだろうかと思うことがありました。そんな時、先輩の授業を参観したり、この授業はこういう風に指導すれば良いんだよと具体的に教えてもらったりしました。それを自分なりにさらに勉強したり、研修で学んだことを実践したりする中で、見えてくるものがありました。

高松市立協和中学校
指 導 教 諭 岡 昌 代
~プロフィール~
香川県東部地域の中学校教諭を務め、
平成25年4月から指導教諭となる。
○教員としてのやりがいはなんですか?

卒業した生徒が近況報告にやってきます。自分の指導した生徒の成長した姿を見たとき、とてもやりがいを感じます。指導しているときは大変なことや困難なこともたくさんありますが、信念を持って指導することで、子どもたちにぶれない姿を見せることができます。その姿を見て生徒は学ぶので、しっかりと導いていけるように努力しています。

○若い教員をどのようにサポートしていますか?

若手教員の踏ん張りどころでしっかりとアドバイスするようにしています。長い目で見て、今後必要な能力や起こりうる場面をイメージさせ、サポートするようにしています。若手教員が直面する困難はいろいろあるとは思いますが、私たちベテラン教員は経験に基づいたアドバイスやヒントを教えることができます。それが役に立つのか不安なこともあると思いますが、生徒が成長したとききっとその時の指導を思い出してくれると思います。

○熟練層から若年層に入れ替わることで感じることは?

若年教員からは新しいエネルギーをいただけますし、凝り固まったやり方を変えてくれることを期待しています。体力面だけでなく、若手ならではのアイデアや新鮮な発想は、教材作りなどでとても生かされています。逆に熟練教員は配慮や思慮の深さ、気配りという点をしっかりと継承していかなければと感じています。若年教員には私たちとともに生徒を教え導く教員になって欲しいと思います。