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義務教育課

平成19年度 全国学力・学習状況調査の結果について

1 調査概要

① 目的
  • 国では、全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上のため、児童生徒の学力・学習状況を把握・分析し、教育の結果を検証し、改善を図る。
  • 各教育委員会、学校等では、全国的な状況との関係において、自らの教育の結果を把握し、改善に努める。
② 実施日

平成19年4月24日(火)

③ 調査内容
  • 小学校第6学年、中学校第3学年の原則として全校児童生徒を対象
  • 教科に関する調査は、国語、算数・数学を出題
  • 「知識」に関する問題【問題冊子「A」】と、「活用」知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力などに関する問題【問題冊子「B」】を出題

また、学習習慣・学習環境等に関する質問紙調査を実施

④ 本県公立学校参加状況
  • 小学校 188校  8,700人
    (市町立小学校 186校 8,697人、県立特別支援学校小学部2校 3人)
  • 中学校  75校  8,086人
    (市町県立中学校 71校 8,078人、県立特別支援学校中学部4校 8人)

2 公表された調査結果

  • ア 国全体の状況及び国・公・私立学校別の状況
  • イ 都道府県ごとの公立学校全体の状況
  • ウ 地域の規模等に応じたまとまり
      (大都市政令指定都市及び東京23区、中核市、その他の市、町村、又はへき地における公立学校全体の状況)

3 今後の予定

○ 香川県検証改善委員会において、主に次のような分析を実施。

  • 教科に関する調査の設問ごとの分析
  • 児童生徒及び学校に対する質問紙調査の結果について、
  • ア 児童生徒の学習環境や生活の諸側面等と学力との相関関係の分析
  • イ 学校における教育条件の整備状況等と学力との相関関係の分析等

○ 今年度中に改善策を実施するものについては、年内を目途に学校改善支援プランをとりまとめ、
 平成20年度以降の改善策を含め、最終的には平成19年度末までにプランを作成。

4 本県の調査結果概要

本調査により測定できる学力は特定の一部分であることに留意する。
① 教科に関する調査

ア 平均正答率

○「知識」に関する問題の結果

小学校の国語・算数、中学校の国語は、今回出題された学習内容を概ね理解している。中学校の数学においては、基礎的・基本的な知識や技能を更に身に付けさせる必要がある。

設問毎の正答率を全国(公立)と比較すると、全110問中103問で県が上回った。県が下回った7問中6問は、中学校国語の問題である。

○「活用」に関する問題の結果

小学校、中学校の国語、算数・数学のすべてにおいて、知識や技能を活用する力に課題が見られた。

設問毎の正答率を全国(公立)と比較すると、全51問中46問で県が上回った。県が下回った5問中4問は、算数・数学である。

  「知識」に関する問題 「活用」に関する問題
学校種 小学校 中学校 小学校 中学校
調査区分 国語A 算数A 国語A 数学A 国語B 算数B 国語B 数学B
県平均(%) 83.9 85.3 82.7 76.1 68.0 67.1 74.0 62.9
全国(公立)平均(%)
(全国との差)
81.7
(+2.2)
82.1
(+3.2)
81.6
(+1.1)
71.9
(+4.2)
62.0
(+6.0)
63.6
(+3.5)
72.0
(+2.0)
60.6
(+2.3)
問題数(問) 18 19 37 36 10 14 10 17
県平均が全国平均を
上回る問題数(問)
18 18 31 36 12 10 15
県平均が全国平均を
下回る問題数(問)

イ 領域別正答率 ※複数の領域の問題として出題されている設問がある。

【小学校国語】

○国語A

児童の平均正答率は、「言語事項」が87.9%、「書くこと」が86.4%であり、相当数の児童が今回出題している学習内容をおおむね理解していると考えられる。「話すこと・聞くこと」、「読むこと」は60%台であり、基礎的・基本的な知識・技能を更に身に付けさせる必要がある。

○国語B

児童の平均正答率は、「書くこと」が67.8%、「読むこと」が64.2%であり、知識・技能を活用する力に課題がある。

  国語A 国語B
学習指導要領の
領域
話すこと・
聞くこと
書くこと 読むこと 言語事項 話すこと・
聞くこと
書くこと 読むこと 言語事項
県平均(%) 65.8 86.4 69.3 87.9 71.6 67.8 64.2 83.3
全国(公立)平均(%)
(県と全国との差)
56.6
(+9.2)
85.3
(+1.1)
67.3
(+2.0)
86.8
(+1.1)
70.9
(+0.7)
61.7
(+6.1)
57.7
(+6.5)
77.0
(+6.3)
問題数(問) 13
県平均が全国平均を
上回る問題数(問)
13
県平均が全国平均を
下回る問題数(問)

【小学校算数】

○算数A

児童の平均正答率は「量と測定」が91.5%、「図形」が88.9%であるなど、相当数の児童が今回出題している学習内容をおおむね理解していると考えられる。

○算数B

児童の平均正答率は「図形」が73.9%、「数量関係」が70.3%であり、知識・技能を活用する力を更に身に付けさせる必要がある。その他の領域についても、知識・技能を活用する力に課題がある。

  算数A 算数B
学習指導要領の
領域
数と計算 量と測定 図形 数量関係 数と計算 量と測定 図形 数量関係
県平均(%) 84.3 91.5 88.9 79.5 66.6 61.1 73.9 70.3
全国(公立)平均(%)
(県と全国との差)
81.5
(+2.8)
86.1
(+5.4)
86.1
(+2.8)
75.4
(+4.1)
58.9
(+7.7)
58.0
(+3.1)
72.5
(+1.4)
65.5
(+4.8)
問題数(問) 11
県平均が全国平均を
上回る問題数(問)
10
県平均が全国平均を
下回る問題数(問)

【中学校国語】

○国語A

生徒の平均正答率は「話すこと・聞くこと」が91.6%であるなど、相当数の生徒が今回出題している学習内容をおおむね身に付けていると考えられる。

○国語B

生徒の平均正答率は「書くこと」が65.8%で、知識・技能を活用する力に課題がある。「読むこと」が73.2%、「言語事項」が70.2%であり、知識・技能を活用する力を更に身に付けさせる必要がある。

  国語A 国語B
学習指導要領の
領域
話すこと・
聞くこと
書くこと 読むこと 言語事項 話すこと・
聞くこと
書くこと 読むこと 言語事項
県平均(%) 91.6 76.4 81.7 80.7 83.4 65.8 73.2 70.2
全国(公立)平均(%)
(県と全国との差)
90.1
(+1.5)
73.4
(+3.0)
80.6
(+1.1)
80.3
(+0.4)
81.3
(+2.1)
64.4
(+1.4)
70.6
(+2.6)
68.5
(+1.7)
問題数(問) 18
県平均が全国平均を
上回る問題数(問)
14
県平均が全国平均を
下回る問題数(問)

【中学校数学】

○数学A

生徒の平均正答率は「数量関係」が70.1%であるなど、基礎的・基本的な知識や技能を更に身に付けさせる必要がある。

○数学B

生徒の平均正答率は「数と式」が52.5%。「図形」は54.0%であるなど、知識・技能を活用する力に課題がある。

 
学習指導要領の
領域
数と計算 図形 数量関係 数と計算 図形 数量関係
県平均(%) 78.7 79.1 70.1 52.5 54.0 69.6
全国(公立)平均(%)
(県と全国との差)
74.4
(+4.3)
75.5
(+3.6)
70.1
(+4.2)
48.2
(+4.3)
53.1
(+0.9)
67.9
(+1.7)
問題数(問) 12 12 12 10
県平均が全国平均を
上回る問題数(問)
12 12 12
県平均が全国平均を
下回る問題数(問)

ウ 問題形式別正答率

○小学校

「記述式」の平均正答率は、全国(公立)と比較すると、国語・算数とも7ポイント以上高いが、算数の「記述式」は52.3%で他の問題形式に比べて著しく低く、課題が見られる。

○中学校

「記述式」の平均正答率は、全国(公立)と比較すると国語で2ポイント、数学で4ポイント高いが、数学の「記述式」は49.0%で他の問題形式に比べて著しく低く課題が見られる。

【小学校】

  国語 算数
問題形式 選択式 短答式 記述式 選択式 短答式 記述式
県平均(%) 82.4 77.8 69.3 78.0 84.6 52.3
全国(公立)平均(%)
(県と全国との差)
79.9
(+2.5)
75.3
(+2.4)
62.1
(+7.2)
74.8
(+3.3)
81.8
(+2.8)
45.0
(+7.3)
問題数(問) 11 12 10 18
県平均が全国平均を
上回る問題数(問)
11 11 16
県平均が全国平均を
下回る問題数(問)

【中学校】

  国語 数学
問題形式 選択式 短答式 記述式 選択式 短答式 記述式
県平均(%) 84.8 78.3 68.0 73.4 76.7 49.0
全国(公立)平均(%)
(県と全国との差)
83.2
(+1.6)
77.6
(+0.7)
68.0
(+2.0)
69.9
(+3.5)
73.3
(+3.4)
45.0
(+4.0)
問題数(問) 25 18 21 25
県平均が全国平均を
上回る問題数(問)
23 16 21 23
県平均が全国平均を
下回る問題数(問)
② 質問紙調査

ア 児童生徒質問紙  ※全質問項目小学校99問、中学校101問のうち、10問を抜粋

【学習に対する関心・意欲・態度】

○勉強は好きですか。

勉強が好きな児童生徒の割合については、小学校の算数が67.2%で最も高く、中学校の国語が49.2%で最も低い。

全国(公立)に比べ、勉強が好きな児童生徒の割合は、小学校の算数では2.2ポイント高いが、小学校の国語では6.0ポイント、中学校の国語では7.6ポイント低い。

グラフ

○授業の内容はよく分かりますか

授業の内容がよく分かる児童生徒の割合については、小学校の算数が80.3%で最も高く、中学校の国語が63.1%で最も低い。

全国(公立)に比べ、授業の内容がよく分かる児童生徒の割合は、算数・数学では高いが、国語では低い。

グラフ

【学習時間等】

○学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)、1日当りどれくらいの時間、勉強をしますか。

1日当たりの児童生徒の学習時間について、2時間以上と答えた児童生徒は、小学校で22.2%、中学校で31.7%。全国(公立)に比べ、小学校、中学校とも低く、学習時間が短いことがうかがえる。

グラフ

○家や図書館で、普段(月曜日から金曜日)、1日にどれくらいの時間、読書をしますか。

1日当たりの児童生徒の読書時間は、1時間以上と答えた児童生徒は、小学校では19.6%、中学校では13.9%で。全国(公立)に比べ、小学校は高いが、中学校は低く、中学校の読書の時間が短い傾向がうかがえる。

グラフ

【社会への関心】

○新聞やテレビのニュースなどに関心がある

新聞やテレビニュースなどへの関心があると答えた児童生徒は、小学校は67.4%、中学校は68.7%。全国(公立)に比べ、小学校、中学校とも高い。

グラフ

○今住んでいる地域の歴史や自然について関心がある

今住んでいる地域の歴史や自然について関心があると回答した児童生徒は、小学校で52.2%、中学校で25.3%。全国(公立)に比べ、小学校、中学校とも高い。

グラフ

【自尊感情・規範意識】

○自分にはよいところがあると思う。

自分には良いところがあると回答した児童生徒は、小学校で73.9%、中学校60.4%。全国(公立)に比べ、小学校は高い。

グラフ

○学校のきまりを守っている

学校のきまりを守っていると回答した児童生徒は、小学校で84.2%、中学校87.6%。全国(公立)に比べ、中学校は高い。

グラフ

【総合的な学習の時間】

○「総合的な学習の時間」の授業では、新しいことを発見できる

「総合的な学習の時間」の授業では、新しいことを発見できると回答した児童生徒は、小学校で74.3%、中学校で50.1%。全国(公立)に比べ、小学校、中学校とも高い。

グラフ

○「総合的な学習の時間」の授業で学習したことは、ふだんの生活や社会に出たときに役に立つと思う

「総合的な学習の時間」の授業で学習したことは、ふだんの生活や社会に出たときに役に立つと回答した児童生徒は、小学校で79.9%、中学校で61.1%。全国(公立)に比べ、小学校、中学校とも高い。

グラフ