平成21年度 豊かな体験活動推進事業
善通寺市立中央小学校
住所
香川県善通寺市文京町四丁目5番1号
連絡
0877-62-1616
宿泊先
瀬戸内市(9月16〜18日)
取組の概要及び成果等
(1)取組の概要
@
活動のねらい
自立心や責任感・奉仕の精神や忍耐力などリーダーとしての素地を養うと共に規律を守り仲間と助け合う基本的な心構えを身に付ける。
民泊家庭との交流を通して、人の温かさや優しさを体感し、感謝の心を育てる。
自然に親しむことにより、自然を守り大切にしようとする態度を高める。
A
活動内容と教育課程上の位置付け(単位時間数・日数)
牛窓や民泊先についての調べ活動(社会科2単位時間、特別活動3単位時間)
体験活動【2泊3日】(総合的な学習の時間14単位時間)
振り返り活動(特別活動2単位時間、総合的な学習の時間4単位時間)
B
宿泊地域
  瀬戸内市教育旅行誘致推進会
<1泊目>牛窓研修センターカリヨンハウス
<2泊目>牛窓町牛窓7家庭にて民泊
(2)特に工夫や配慮をした事項
@
活動のねらい
  学校教育目標 自立への教育〜人とのかかわりを通して、豊かな感性と学ぶ意欲を育てる〜
学校経営目標 意味付けと価値付けを大切にした教育活動の創造
教育経営の重点 <豊かな心づくり>仲間意識や自尊感情を育てる体験活動の推進
体験活動のねらい
集団生活でのルールや協力することの大切さを学び、仲間と助け合って生活していこうとする態度を育てる。
自分で責任をもってやりぬく心、奉仕の精神や我慢強く最後までする心を育て、地域や社会のために役立つことを実践する。
自分と関わる様々な人たちとの交流を通して、人の温かさや優しさを味わい感謝の気持ちをもたせたり、人と触れ合う喜びと心地よさを体感させたりする。
A
活動内容と教育課程上の位置付け(単位時間数・日数)
主な活動 対象学年:5年 年間総時間数:25時間
実施
学年
実施する体験活動の概要
日時・期間
(単位
時間数)
教育課程上の
位置付け
活動場所 指導者・
補助指導員等
5年
<事前の活動>
・牛窓や民泊先について調べる。
・民泊先に自己紹介文を書いて送る。
<体験活動>
・地引き網体験
・アウトドアクッキング
・星空観望、ウミボタル観察
・いかだ乗り
・民家での体験活動
 (郷土料理体験・郷土の話)
<事後の活動>
・民泊先にお礼の手紙を書いたり返事を書いたりする。
9月16日
(水)

9月18日
(金)

【25時間】
<事前の活動>
社会科
2時間
特別活動3時間
<体験活動>
総合的な学習の時間
14時間
<事後の活動>
特別活動2時間
総合的な学習の時間4時間
岡山県
瀬戸内市
牛窓町
牛窓
校長
教頭
5年担任
学習指導加
配教員
特別支援
学級担任
少人数担当
教員
養護教諭
B
活動の実際
事前指導
 
牛窓地域や民泊先について調べ学習をした。
 
活動班や民泊班を決め、めあてを決めたり役割分担したりした。
 
自己紹介文を書いて送ったり、民泊先からの手紙を読んだりして次第に意識を高めた。
  合言葉: 感謝を忘れず、ルールを守って豊かな体験
活動の展開
  <1日目:9月16日(水)>
 
地引き網体験
アウトドアクッキング
【地引き網体験】
【アウトドアクッキング】
  <2日目:9月17日(木)>
 
いかだ乗り
いかだ乗り体験
【いかだ乗り体験】
インストラクターから説明を聞いていかだ乗り
【いかだ乗り】
【インストラクターから
説明を聞いていかだ乗り】
民泊家庭の方との対面
【民泊家庭の方との対面】
民泊家庭で釣り体験
田畑での活動
【民泊家庭で釣り体験】
【田畑での活動】
港でのお別れ式
船上から別れを惜しむ
【港でのお別れ式】
【船上から別れを惜しむ】
事後指導
カリヨンハウスや民泊先(7家庭)の人たち、保護者に手紙を書いて、感謝の気持ちを表す。
豊かな体験活動の思い出を壁新聞にして掲示する
評価方法
 
事前事後の評定用紙による評価
 
体験後の感想文、民泊先の人たちへのお礼の手紙
 
11月28日(土)の学習発表会への取組や発表
(3)成果等
@
振り返りより
初めてのいかだ乗り。「みんなで頑張るぞ。」と思っていましたが、思うように前へ進みません。ここは協力して頑張るしかないと思って最後まで力をふりしぼりました。
みんなで力を合わせて、心を一つにすることを学びました。
チームに分かれて作業をしたので、とてもスムーズに進みました。協力することの大切さを学んだ楽しい思い出ができました。
野菜を大切に育てている農家の人の気持ちが少し分かったので、食べ物を大切にしようと思いました。
成長して帰って来ることができました。どれにもあてはまる言葉が「感謝」です。たくさんの人がお世話してくれて、いつもそう思いました。
A
保護者より
家庭でも「おはよう」「ありがとう」などのあいさつがよくできるようになりました。
自然に対する関心が高まり、これまで以上に動植物を愛護する優しい姿が見られるようになった。
自分で考えて行動するようになり、成長したと感じる。子ども会活動では友だちや下級生のことを考えた声かけが自然にできるようになった。
2泊も親元を離れて宿泊するのは初めてだったので、迷惑をかけていないか心配していたが、楽しく過ごすことができたようだったので安心した。親の方がいい経験になった。
B
民泊家庭より
・ブログ ・手紙 ・収穫した野菜
C
学んだ力を生かす
地引き網体験
アウトドアクッキング
ア 縦割り遠足<10月30日(金)>
イ 縦割り清掃
地引き網体験
アウトドアクッキング
ウ 朝のボランティア活動
エ 学習発表会<11月28日(土)>
D
データで見る子どもの変容
体験活動前後にしたIKR評定28項目中20項目において良い変容が見られた。特に、自分で計画を立てる、自分で問題点や課題を見つける力など、自分から進んで活動に参加してやり遂げようとする意欲が高まった。
 
豊かな自然や様々な人々との交流を通して、ゆったりと笑顔で過ごすことができた。
 
家庭においても、食事の準備や片付けの手伝いをしたり、自分ができる仕事を見つけてしたりするなど、高学年らしい姿が見られるようになった。
 
子どもIKR評定内容
1
いやなことは、いやとはっきり言える
2
人のために何かをしてあげるのが好きだ
3
先を見通して、自分で計画が立てられる
4
暑さや寒さにまけない
5
だれにでも話しかけることができる
6
花や風景などの美しいものに、感動できる
7
多くの人に好かれている
8
人の話しをきちんと聞くことができる
9
自分のことが大好きである
10
ナイフ・包丁などの刃物を、上手に使える
11
自分からすすんで何でもやる
12
いやがらずに、よく働く
13
早寝早起きである
14
自分勝手なわがままを言わない
15
小さな失敗をおそれない
16
人の心の痛みがわかる
17
自分で問題点や課題を見つけることができる
18
とても痛いケガをしても、がまんできる
19
失敗しても、立ち直るのがはやい
20
季節の変化を感じることができる
21
だれとでも仲よくできる
22
その場にふさわしい行動ができる
23
だれにでも、あいさつができる
24
洗濯機がなくても、手で洗濯できる
25
前むきに、物事を考えられる
26
自分に割り当てられた仕事は、しっかりとやる
27
からだを動かしても、疲れにくい
28
お金やモノのむだ使いをしない
変容が大きい項目(0.5p以上)
数値の小さいほど良いデータ
子どもIKR評定内容
一回目
平均値
二回目
平均値
3
先を見通して、自分で計画が立てられる
3.2
2.54
5
だれにでも話しかけることができる
2.92
2.38
7
多くの人に好かれている
3.8
3.1
10
ナイフ・包丁などの刃物を、上手に使える
2.44
1.92
11
自分からすすんで何でもやる
3
2.42
13
早寝早起きである
3.2
2.33
15
小さな失敗をおそれない
2.64
1.92
16
人の心の痛みがわかる
2.92
2.21
17
自分で問題点や課題を見つけることができる
3.2
2.46
18
とても痛いケガをしても、がまんできる
2.6
1.96
22
その場にふさわしい行動ができる
3
2.42
24
洗濯機がなくても、手で洗濯できる
2.84
2.17
25
前むきに、物事を考えられる
3.2
2.29
学校の推進体制と学校支援委員会の活動
(1)学校の推進体制の概要
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学校支援委員会の構成
【学校支援委員会の構成】
勤務先又は機関・団体名
職名・人数等
教育委員会・教育事務所
教育長、教育事務所主任指導主事、
教育総務課長、主幹
中央小学校学校評議員
4名
中央小学校PTA
会長1名、副会長4名、書記1名
中央小学校職員
校長、教頭、5年担任2名、6年担任1名、高学年団少人数担当、特別支援学級担任、教育充実加配教員、養護教諭
A
学校支援委員会並びに保護者説明会の開催
 
日時 平成21年9月4日(金)19:00〜20:00
 
内容 豊かな体験活動実施計画について(目的・行程・活動計画等)
(2)成果等
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受入地域の支援体制
保護者会には、カリヨンハウスから2名が来校し、牛窓地域や体験活動について詳細に説明してくださった。保護者もよく分かったので、子どもたちと共に期待感が高まった。
新型インフルエンザ流行の兆しがあったので、救急体制の整備について確認した。
A
配慮事項
特別支援学級(情緒障害)在籍児童2名が、みんなと一緒にできる活動を見極め、心の安定を図る支援をしながら保護者と連携をとり、できるだけ参加させるようにした。
B
学校支援委員会のサポート
昨年度の体験活動に参加したPTA役員、学校評議員の方々が、「大人も感動した良い体験活動なので、来年度も是非実施できるように考えていきましょう。」と、力強い支援をいただいている。
今後の課題と改善点
安全面に関する緊急連絡体制
民泊に向けたマナー指導や打ち合わせ等の時間確保
体験活動を深化・拡充させる教科・特別活動・道徳・総合的な学習との関連
配慮を要する児童に対する事前指導と協議、保護者との連携
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