「話す」ことは、不安を「離す」はじまり。

はじめに

誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して

 全国では平成10年に年間の自殺者数が3万人を超え、その後も高い水準が続いていましたが、24年以降は3万人を下回っています。とはいえ、未だに多くの方が自ら貴い命を絶たれているという厳しい現実に変わりはありません。
 香川県においても、毎年200人近くの方が自殺で亡くなられており、その数は交通事故死者数の約3倍となっています。
 国や地方自治体はこれまでも心の健康に関する普及啓発など様々な対策や取り組みを行ってきましたが、平成18年10月に「自殺対策基本法」が施行され、それを受けて国は自殺対策の指針となる「自殺総合対策大綱」を策定しました。その中で「自殺は、その多くが防ぐことのできる社会的な問題」であると位置づけられ、自殺対策には社会全体で取り組むことが定められました。
 さらに、平成28年4月に「自殺対策基本法」が改正され、自殺対策は「生きることの包括的な支援」であり、全ての人が生きがいや希望を持って暮らすことができるように実施すべきことが新たに基本理念として盛り込まれました。
 香川県では、自殺対策連絡協議会を中心に、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指して県民の皆様とともに取り組みを進めてまいります。