野鳥に関するQ&A
Q.どこへ行けば、野鳥を見ることができますか。
A. 野鳥を見に行こうと、特別に意気込む必要はありません。あなたの周りをちょっと注意して見てください。そこにはたくさんの野鳥たちが暮らしています。「なんだスズメか。」と思っていても、じっくり見ているといろいろな行動をしていて、なかなか面白いものです。もっとほかの種類の鳥も見たいと思ったら、ぜひ、探鳥会などの観察会に参加してみてください。たくさんの鳥好き人間が集まっていて、いろいろと教えてもらえます。ふだんは、あまり気づかないのですが、意外と身近なところに、いろいろな野鳥たちが生活していることに驚くでしょう。
Q.野鳥を観察するときのマナーを教えてください。
A. 野鳥の観察は、野鳥を通して自然に親しみ、自然について理解を深めることにつながります。そのためには、自然を大切にするつきあい方が必要です。そこで一つのルールとして、ふだん人や車の通っている道をはずれないで観察するということを守ってください。つい、野鳥の観察に夢中になって草むらをかき分けて入ってしまうと、自分が考えている以上に、野鳥や自然に迷惑をかけてしまう可能性があるからです。
また、野鳥の観察以外でも、たとえば釣りをするときは、釣り糸・針などを捨てないように注意しましょう。釣り糸がからまって傷つけられる野鳥たちは多いのです。
Q.野鳥の観察の道具にはどのようなものがありますか。
A. 野鳥を見る道具には、大きく分けて双眼鏡とフィールドスコープがあります。一般に大口径(先端レンズが大きい)ほど、視野も広く、明るくなりますが、それだけ大きく、重くなりますので、持ちやすさ、運びやすさも考えて選ぶようにしましょう。
- 双眼鏡
手持ちで使うには小型の7〜8倍のものが手頃です。ストラップを通して、バードウォッチングの際は首に掛けるようにすると便利です。
- フィールドスコープ
高倍率が得られる望遠鏡で、遠くの野鳥も大きく見えますが、手ぶれをおこすので三脚で固定することが必要となります。大きなスコープにはしっかりした三脚が必要ですので、購入の際には一緒に選ぶようにしましょう。
Q.野鳥の図鑑にはどのようなものがありますか。
A.フィールドで野鳥を見るとき、携帯用の小さな図鑑があるとたいへん便利です。大きく分けて、絵による図鑑と写真による図鑑があり、絵の場合は姿・形が分かりやすいこと、写真の場合はその鳥のいる環境も分かりやすいこと、というそれぞれのメリットがあります。どちらでもかまいませんが、図鑑を買ったら、バードウォッチングのときだけでなく、時間があれば本を開くようにしましょう。
Q.庭に鳥を呼びたいのですが、どうすればいいのですか。
A.鳥を呼ぶには大きく分けて3つの方法があります。
- 庭木としてピラカンサや柿の木など、実になる木を植える。
- みかんやリンゴなどの果物を庭木の枝にさす。
- 餌台を置いて、パン屑や穀類、水やジュースなどを入れる。
野鳥への給餌は、餌が不足しがちな冬に限定し、また自然のバランスも考えて、あまりたくさん与えすぎないように注意しましょう。
Q.巣箱のかけ方を教えてください。
A. 巣箱を野鳥たちの家と勘違いしている人がいるかもしれませんが、鳥は私たちのように一年中使う家は持ちません。巣箱は繁殖のときだけ利用するものです。このことをよく理解して、適当な時期、安全な場所に設置しまよう。大きさ、場所などが悪いとネコ、ヘビ、カラスなどが野鳥を食べることもあります。また、一度設置したらその後の観察、掃除、補修など、メンテナンスを十分にしましょう。かけっぱなしにしていると、逆にダニなどが発生して野鳥を苦しめることになります。
Q.バードウォッチング以外には、どのような楽しみ方がありますか。
A. 鳥たちのかわいい姿を写真に撮ることは楽しいものです。でも、撮影マナーは十分守って、鳥の生活を邪魔しないよう、自然に与える影響を少なくしてください。また、鳥のアップばかり撮るのではなく、身近な野鳥の生活や魅力が伝わるような作品を撮ってみてはどうでしょうか。食性やしぐさ、集団の行動など、テーマを絞った写真もおもしろいと思います。そのほかには絵を描く人、バードカービングを楽しむ人もいます。また、羽根など鳥たちの落し物を集めるのもいいでしょう。
Q.野鳥は飼ってもいいのでしょうか。
A. 野鳥を飼うことはできません。特別に(・・・)県から許可を受ければ、メジロは、1羽だけ飼うことができますが、飼養登録の手数料や毎年の更新手続きが必要です。ペットショップなどでは、輸入鳥獣を購入できますが、その際は「輸入証明書」が必要です。
Q.傷ついた鳥を見つけた場合はどうすればいいのでしょうか。
A. 自分で手当てをしたり、世話をするのは非常に難しく、また飼うことも法律で禁止されています。応急処置としては、保温することが大切ですが、餌や水を与えるとかえって容態を悪化させることもあります。
県では、傷ついた野鳥の保護の受付を、(財)かがわ水とみどりの財団公渕公園事務所(高松市東植田町)で行っています。
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なお、分からないことがあれば、香川県環境森林部みどり保全課(TEL:087−832−3212)へお問い合わせください。
Q.落ちたヒナがいた場合、どうしたらいいですか。
A. ヒナが落ちていても、拾わないでください。
十分に飛べないヒナは、しばらく待っていると親鳥がやって来て安全な場所へ連れて行くことがほとんどです。安易に拾うことは、親鳥からヒナを「誘拐」することになります。人間が保護しても、野生で生きていくために必要な知恵を教えることは非常に困難です。
近くにネコなどがいたら、茂みや近くの木の枝先など、ネコなどが近寄れないところに移してあげましょう。
鳥の巣が落ちていたら、その巣をザルやカップ麺の容器、箱などに入れ、仮の巣として元の巣の近くに取り付けて、ヒナを中に戻してやるようにします。
ただし、ヒナにさわる場合、安全や衛生上、手袋などをして取り扱うようにしましょう。(親鳥が人間のにおいを気にすることはありません。)