単子葉植物ラン科
カキラン  Epipactis thunbergii
準絶滅危惧(NT)
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かつて個体数は少なくなかったが、近年産地と個体数ともに減少している。
日当たりの良い湿地に生育する多年生草本。茎は高さ30〜70cmに伸び、中程に6〜9枚の茎を抱いた葉をつける。6〜7月に茎の頭頂部に7〜15個の黄褐色の花をつける。
山野の開けた日当たりの良い湿地や溜池周辺の湿地部に生育する。
島嶼部を含め、県内に広く点状に分布している。
かつては切花に活用されるほど多産した産地もあったが、近年産地或は個体数ともに減少している。
森林開発や湿地の埋立、溜池の改修により生育地が消失し、自然遷移による生育環境の変化で衰退する。また業者や趣味者による園芸目的の採取の影響が大きい。
(秋山敬典)