双子葉植物リンドウ科
センブリ  Swertia japonica
準絶滅危惧(NT)
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以前は、山野の日当たりの良い草地で見られたが、近年急に減少した。
高さ10〜20cmになる二年草。葉は対生し、8〜10月白色の花をつける。根は黄色で全草苦味がある。
山野の日当たりの良いやや乾燥した草地に生育するが、裸出地を好む傾向がある。
県内の丘陵部から山地部にかけて広く分布する。
薬草として有名で、かつては薬用に採集されながらも相当数生育していたが、近年極度に減少している。
土石の採掘や林内道路の建設などの森林開発による生育地の消失、針葉樹の人工造林や草刈行為の中止による生育環境の変化により衰退するが、減少の主因は自然遷移による衰退と薬草採取と考えられる。
(秋山敬典)