単子葉植物ラン科
サギソウ  Habenaria radiata
絶滅危惧I類(CR+EN)
絶滅危惧II類(VU)
本県では生育地である湿地そのものが少ない上に、自然遷移によって本種が生育できる湿地の面積が減少している。さらに園芸採取によって、近年減少し、絶滅の恐れがある。
日当たりの良い湿地に生育する小型の多年草。前年の走出枝の先端にできた球茎から地上茎を出す。花の色は白色で、シラサギを思わせる形をしている。距は長く、唇弁の側縁が深く細裂する。
日当たりの良い湿地に生育する。遷移の進行によって、周りの植物の草丈が高くなると生育できない。しばしば、園芸目的に栽培される。
本州、四国、九州に分布する。県内では数箇所で分布する。
現地調査では3箇所で生育が確認された。個体数の多い所もある。過去には、ほかに数箇所での生育記録がある。
園芸採取、生育地の自然遷移などによって、さらに減少し、絶滅の恐れがある。
(末広喜代一)