無人駅。駅前にあるタブノキは、香川の保存木に指定されています。樹形の美しいこの大木は駅のシンボルです。 |
讃岐のこんぴらさんと、阿波の箸蔵寺を結ぶ信仰の道として栄えた旧街道。今もところどころに、往時をしのばせる丁石がたっています。 |
旅人に箸蔵寺までの里程を示してくれた丁石。なかでも、この百丁石は大きくて立派なものです。一丁は約109m。つまり、この百丁石から箸蔵寺までは11q程ありますよ・・・と、この丁石は教えてくれているわけです。さあ、箸蔵寺まであと百丁です。 |
このコース沿いには、たくさんの種類の樹木がありますが、中でも特によく目につくのがこのリョウブです。リョウブは落葉の小喬木で、高さ3〜7m程になります。幹はなめらかで、サルスベリに似た茶褐色のまだら模様。夏になると枝の先端に小さな白の花をいっぱいつけます。百丁石から石仏にかけて、道の両側にたくさん見られますよ。 |

香川県の四国のみちの中でも、自然の豊富なことでは指折りのコース。野鳥の種類も多いですが、リスやサルなどの小動物も住んでいます。静かに、そっと観察してごらんなさい。運が良ければ、食いしんぼうのリスに出会えますよ。
|
さぬきさいだ駅と二軒茶屋のほぼ中間にあるこの休けい所は、山道を行く人にとってまさに砂漠の中のオアシス。谷を渡る爽やかな風と、野鳥の美しい歌声が、疲れを癒してくれます。 |
このあたりは、箸蔵街道道中の丁度峠にあたります。その昔、ここには7本の松があったことから“7本松”と呼ばれていました。茶堂があり、道行く人に茶の接待をしてたとのことです。
旅人はここできっと野の石仏に手をあわせ、一服したのでしょうね。石仏さんが願いをかなえてくれるかも知れません。 |
昔、ここには二軒の宿があったそうです。山道を登ってきた旅人はここで一服し、或いは一夜の宿を求め、疲れを癒してから目的地へと向かったのでしょう。ベンチに腰かけてそっと耳を澄ましてみると、昔日の旅人たちの賑わいが聞こえてくるようです。
|
昔、このあたりは、かしの木の峰と呼ばれていたことから、かしの木地蔵の名前がついていました。ところが、この地蔵さんにおまいりするといぼが治るという噂がたって、いつの頃からか、いぼ地蔵と呼ばれるようになったそうです。
|
旧国道は、かつて四国新道といわれました。それまでの険しい山道にかわって、四国四県をつなぐ交通の大動脈として、経済・文化の発展に画期的な役割を果たしました。大久保ェ之丞(1849〜1891)は、この四国新道ばかりでなく讃岐鉄道の開設など郷土の発展に多くの業績を残しています。「瀬戸大橋」や「香川用水」も彼の提唱によるものです。
|
阿讃山脈を貫く、交通の大動脈国道32号線。トンネルを抜ければ徳島県です。
|
|
 |
天長5年(828)に弘法大師が開創されたと伝えられる真言宗の古刹。本尊金毘羅大権現を祭っています。一般には“はしくらさん”の名前で親しまれ、四季を通じて多くの参拝客で賑わっています。 |
約1,200年前、弘法大師が讃岐から阿波へ山越えされた道中、のどが渇いたので、お経をあげながら杖の先で一升ますほど地面を掘ると、水が湧き出したという言い伝えのある場所。どんな日照でも水が絶えたことはないそうです。 |
一升水を笠に入れて山越えされた弘法大師が、ここまで来ると、眼下に大きな吉野川の清流が見えたので、笠の水を小さな池に移されました。それ以来ここには、笠一杯の水がいつも溜まって、道行く人ののどをうるおしたと伝えられています。
|