【傷病鳥獣の保護について】
県では、野生動物を取り巻く環境の変化や人の営みを考える契機として、傷ついたり、弱ったりしている野生鳥獣を保護・収容し、野生復帰を図る傷病鳥獣保護事業を実施しています。
平成23年11月、公渕森林公園内に、野生復帰に必要な訓練(リハビリ)用のバードケージを備えた【香川県野生鳥獣保護センター】が完成し、当センターを中核拠点として業務を行っています。

【施設の内容】
保護収容施設:鳥類室、獣類室、加温・保護室など 床面積 約70m2
野生復帰訓練施設:猛禽類、サギ類等大型鳥類飛行訓練用バードケージ 床面積 50m2
T受付
原則として、センターに事前連絡の上、搬送をお願いします。
チラシ「けがをしている鳥や動物を見つけたら…?」>>>
受 付:財団法人 かがわ水と緑の財団
所在地:高松市東植田町1210-3 公渕森林公園内 位置図はこちら>>> PDF版はこちら>>>
電 話:087-849-0402
受付時間:8:30〜17:00(年末年始は除く)
U傷病野生鳥獣とは
傷ついたり弱ったりしている野生の鳥類または哺乳類のことで、イヌ、ネコなどのペット、家禽や鳥類・哺乳類以外の野生生物は受付できません。
また、傷病野生鳥獣であっても次の種については、保護の対象としていませんので御理解ください。
- 1)外来生物法に基づく特定外来生物に該当する鳥獣(アライグマなど)
- 2)農林水産業や生活環境などの被害の原因となるおそれのある次の鳥獣
(鳥類)ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト(カワラバト)、キジバト、スズメ、
ヒヨドリ、ムクドリ、カワウ
(獣類)イノシシ、ニホンジカ、ニホンザル 保護の対象としない主な野生鳥獣>>>
- 3)健康なヒナや幼獣 ヒナを見つけたら>>>
- 4)野性復帰が不可能な鳥獣
V 傷病鳥獣の発見と保護について
県では、人為的な原因で傷ついた野生動物(交通事故、釣り糸等)の保護を行っています。
野生動物は、自然の中で生きているのが本来の姿であり、その多くは寿命がつきる前にほかの動物に食べられたり、ケガや病気で命を落します。その亡くなった命が、次の命をはぐくむ糧になります。
また、人と暮らしているペットとは違い、野生動物はもともと人をこわがって暮らしており、人が触ろうとすると体を動かせる限り逃げようとし、かえって症状を悪化させる場合もあります。
さらに、人が保護しようとすることそのものが、野生動物にとって非常に大きなストレスとなります。
人為的な原因の場合以外は、自然の流れにゆだねることも必要です。
- (1)まずは様子を見て、本当に助けが必要な状態か確認してください
- @野生動物は、ある程度の怪我でも自然に回復するたくましさを持っています。むやみに手を触れたりせず、できるだけそっとしておいてください。
- A特に、ヒナや幼獣の場合、身を守るために動かないだけかも知れません。親とはぐれた子どもだと思っても、実は親が遠くから見守っていることも多いです。
- (2)外傷がある、ぐったりしていて動けないといった症状があり、自分でつかまえられるようであれば保護してください
- @怪我をしないよう、肌が露出しない服装や手袋などを準備してください。
- A直接手で触れないよう、段ボール箱や、大き目のタオルなどをかぶせてつかまえてください。(頭にタオルなどをかぶせることで、おとなしくなることが多いです。)
- B下にぼろきれや、新聞紙などを敷いた段ボール箱に収容してください。
(保温が必要と思われる場合は、お湯を入れたペットボトルなどを入れてください。)
- C保護した後は、うがいと手洗いを十分行い、センターまでの搬送をお願いします。
W 野生復帰について
センターに収容された鳥獣は、治療が必要なものは治療を行い、リハビリを行った後、自然の中で生きていけると判断された個体については、放鳥・放獣します。
しかしながら、人に触られたこともなく、むしろ人をこわがって暮らしてきた野生動物は、体を動かせる限り逃げようとし、人が保護できるほどに弱ったものは、すでに相当な重症であることが多く、野生復帰できずに亡くなるものも多くいるということを御理解ください。
X 傷病鳥獣保護のお問合せ
香川県環境森林部みどり保全課野生生物グループにお問合せください
電 話:087-832-3212(直通)
保護の対象としない主な野生鳥獣

香川県野生鳥獣保護センター位置図
