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現在地:香川の環境 > 環境レポート > 雨水の酸性度(pH)及び電気伝導率(EC)を測定しています
雨水の酸性度(pH)及び電気伝導率(EC)を測定しています
所 : 
香川県森林センター
時 :
通年

 酸性雨の影響によると思われる森林の衰退が問題となっていた平成4年、森林センター内に雨水の採水装置が設置され測定が始まりました。現在は継続的にデータをとることで酸性雨の降雨パターンを明らかにするとともに、環境変動の資料とすることを目的に実施しています。

 過去5年間の測定結果はこちらの業務報告よりご覧ください。

雨水の採集

雨水採集箱 雨水採集箱の内部 タンクを回収

雨水採集箱です。上部に大きな漏斗を設置しています。

扉を開けるとタンクが見えます。

雨が降った翌日、タンクを回収して試験室へ運びます。

測定準備

測定準備1 保管の様子 測定準備2

集めた雨水を容器に入れます。

冷蔵庫に入れ、測定する日まで保管します。

測定前に室温にさらし、水温を20度か25度にします。

測定

測定風景1 測定風景2 測定風景3

測定風景です。値に影響するのでマスクと手袋を着用します。

酸性度(pH)を測っています。

電気伝導率(EC)を測っています。

平成24年度の測定結果(香川県森林センター 平成24年度業務報告 第45号 p8)

上のグラフより、酸性度の値が小さい(酸性が強い)ほど電気伝導率が高い傾向があることがわかります。電気を通しやすいということは物質が多く溶け込んでいることを表すため、雨に含まれる酸性の物質の量が多いと考えられます。

図-1 pHおよびECの年変動

pH5.6以下が酸性雨の一つの目安です。測定値に近い食品の一例としてpH4はヨーグルトやビール、pH5はトマトやコーヒーがあります。

表-1 pH、ECの最大値、最小値

長期的な視点に立った時、平成4年から積み上げてきたデータは貴重な資料になると期待しています。

(香川県森林センター 林業普及指導員)

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