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アスベストは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で、石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれています。石綿の種類には、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、クリソタイル(白石綿)、アクチノライト、アンソフィライト、レトモライトの6種類あります。熱に強い、摩擦に強い、切れにくい、酸やアルカリにも強いなど、丈夫で変化しにくいという特性があり、安価な工業材料であることから、耐火被覆材、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されてきました。アスベストは、その繊維が極めて細いため、吸い込んで肺の中に入ると組織に刺さり、15〜40年の潜伏期間を経て、肺がん、悪性中皮腫(悪性の腫瘍)などの病気を引き起こすおそれがあります。
(ご注意)ロックウール
アスベストと間違いやすいものに、ロックウール(岩綿)があります。ロックウールは吹付け材、断熱材等に広く使用され、繊維状・綿状で形状がアスベストに良く似ています。他にも間違えられやすい製品として、バーミキュライト(ひる石)、パーライト、グラスウールなどがあります。なお、ロックウールの吹付け材等にアスベストが含まれているものもあります。
アスベストとロックウールの比較⇒ロックウール工業会 「ロックウールとアスベストの違い」(PDF)