<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> しまレポ
       
当ホームページは瀬戸内海に浮かぶ島々をたくさんの人にもっと身近に感じてもらうことを目的とした、島と人とのコミュニケーションサイトです。

<東讃地域>
  ・女木島
  ・男木島
  ・大島
  ・直島
  ・屏風島
  ・向島
<中讃地域>
  ・高見島
  ・佐柳島
  ・手島
  ・小手島
  ・広島
  ・牛島
  ・本島
  ・与島
  ・小与島
  ・岩黒島
  ・櫃石島

<西讃地域>

  ・伊吹島
  ・粟島
  ・志々島
<小豆地域>
  ・小豆島
  ・沖之島
  ・豊島
  ・小豊島

島の楽しさ、おもしろさをもっと知って頂くために、瀬戸内海の島々をレポートしてきました!
地元の人だけしか知らない、とっておきの情報や見所など、ここでチェック!
−ひろしま−

丸亀港から広島へ→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→


大小28の島からなる塩飽諸島の中で最大の島・広島。周囲約18q、人口470人のこの島は、昔から良質の花崗岩の産地として栄えてきました。

広島へは丸亀港から車やバイク、自転車も乗船可能なフェリーと、人だけを運ぶ旅客船が出ています。行きは広島−小手島−手島を結ぶフェリーに乗り込み、右手に瀬戸大橋の輪郭を眺めながら、約40分の船旅です。

岩肌に響き渡る石切の音
広島で採石される花崗岩の名は「青木石」と呼ばれ、庵治石、牟礼石と並び、全国的に有名な讃岐の石です。島の南西部・甲路−青木地区を中心に石材業者が集まっており、今回は青木石材組合の専務を務める中谷賀雄(よりお)さんの会社・「石の中谷」の採石場にお邪魔しました。
そこは、高さ20〜30mはある切り立った岩肌に囲まれた場所。迫力あふれる景色を見上げると、山がこちらに向かって倒れこんでくるような錯覚に襲われます。
採石場で行われているのは「種出し(たねだし)」といわれる石を切り出す作業。1つ5〜6mに切り出した石を1〜2mに割り、より小さなサイズにカットする「小分り」作業場に運びます。石を切り出すジェットバーナーやピッチングハンマーの音、石を砕き、持ち上げるショベルカーの音、土埃をたてながら石を運ぶトラックの走る音など、さまざまな轟音が岩肌に響き渡ります。
と、そこに「おーい!発破かけるぞぉ!下がってくれぇ!」の叫び声。なかなか切り出せない石を"発破"を使って砕こうというのです。高台に移動しながら初めて見る発破作業に内心ワクワク。
・・・と思ったら、「ドン」という低くにぶい音が一発・・・。「はーい、終わったでぇ。近くに来てもええよ」。(え?今のスズメ避けの空砲みたいな音がそうなの?)と思わず拍子抜け。そりゃそうだ、大切な石が砕け散っては元も子もありません・・・(恥)。
青木石で栄えてきた島ですが、10年前に58社あった石材業者が今では27社にまで減っています。青木石に限らず日本産の石は、中国など外国から入ってくる価格の安い石に押されがちとか。「かつては"青木石"というブランドだけで引く手あまたの石でしたが、これからはもっと青木石の良さを広める努力を積極的にしていかないと」と中谷さん。日々、営業スタッフと一緒にマーケット拡大に努めています。

高台の採石場から麓を振り返ると、険しい景色とは対照的な穏やかな瀬戸の海。美しい青木石はこの海を渡って、全国へと届けられます。

■"磨き"が石の命です

業界では"上品な美しさが漂う石"と言われている青木石ですが、シロウトにとっては、何tもある石の塊を見ただけではその魅力はよくわかりません。青木石の本当の美しさは、「研磨後」の石の姿を見ればわかるとか。

そこで訪れたのは、2代にわたって青木石の加工業に携わっている砂川光利(てるとし)さんの「砂川石材加工店」。
青木石の特長は「青みがかった独特の色調、色むらがなく目が均一、そしてなにより硬いこと」と砂川さんは語ります。
高級な御影石である青木石は墓石材として使われることが多く、その他、記念碑や石像、建築用としても利用されています。
磨き上げたばかりの石を見せていただくと、採石場で見たものとは全く違う石のよう。艶やかに磨かれた石には周りの景色が映りこんでいます。
砂川さんいわく「石の良さを活かせるかどうかは"磨き次第"」だそうで、長年の経験に裏打ちされた腕がモノをいいます。
新規の顧客はそれまでのお客さんからの紹介がほとんど。

砂川さんが手掛けた墓石を見て、「ぜひうちもお願いしたい」と県内外から依頼があるそうです。




TOPしまレポウェルカムさぬき瀬戸便利帳塾だよりしまリンク