タイトル


 家庭用の小型浄化槽には、し尿(水洗トイレの汚水)だけを単独で処理する単独処理浄化槽と、し尿と生活雑排水の両方を合わせて処理する合併処理浄化槽とがあります。
大規模な合併処理浄化槽は以前からありましたが、家庭用の小型合併処理浄化槽が開発・販売されるようになったのは、ごく最近のことです。
この合併処理浄化槽の性能はBOD除去率が90%以上、処理水質は下水道の終末処理施設と同等(BOD20mg/リットル以下)で高性能です。
し尿と生活雑排水を合わせた生活排水の汚れは、1人1日あたりBOD量にして40gです。除去率90%以上ですから処理水のBODは4g以下と10分の1になります。
単独処理浄化槽の場合は、し尿のBOD13gが65%除去されて5gになりますが、雑排水のBOD27gはそのまま処理されず、合計32gのBODを放流してしまいます。
汲取り式のトイレでは、し尿はバキュームカーで処理場へ運ばれるので、放流される汚れは雑排水の27gだけとなります。

1人1日あたりの汚れの量
=1g
処理しない場合 40g
台所、風呂、洗濯など27g        し尿13g
くみ取り式 27g
台所、風呂、洗濯など27g
単独処理浄化槽 32g
台所、風呂、洗濯など27g       単独処理浄化槽の処理水5g
合併処理浄化槽 4g

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