エコアイランドなおしま

 

 

エコアイランドなおしまプランの目次

 

 

・ 環境と調和したまちづくりの基本構想

 

 

・ 施設整備に関する事項

 

 

・ 環境調和型まちづくり推進事業(ソフト事業等)

 

 


2-1 基本的な考え方


(1)事業の目的

 エコアイランドなおしまハード事業(循環資源回収事業)は、直島町に蓄積された製錬施設や技術、人材等の既存産業基盤を活用し、これまで再資源化が困難であり、最終処分されていた廃棄物等を都市鉱山と位置づけ、これらから社会に有用な資源を回収するとともに、ゼロエミッションを目指し、広域的な循環型社会システムの構築に貢献しようとするものである。

(2)施設整備の位置づけ

 直島町にある製錬施設は、銅鉱石から金属を分離・回収する技術に優れた施設であり、この施設を活用すれば、現在埋立処分されている溶融飛灰などの廃棄物から有価金属を回収でき、最終処分量を削減することができる。しかし、廃棄物は銅鉱石よりも品位が低く、そのままでは製錬原料にすることはできない。

 そこで、製錬所において、廃棄物を製錬原料化するための新たな施設を整備することとし、製錬施設等と組み合わせ、廃棄物の収集から金属回収までを一貫して行うリサイクルシステムを構築し、新たに環境産業を展開する。  

 溶融飛灰再資源化施設は、市町や県の溶融施設から排出される溶融飛灰を製錬原料化し、新たなリサイクルシステムを構築する公共性の高い施設であり、ハード事業の中核施設として位置づけられるものである。

 有価金属リサイクル施設は、廃棄された家電や自動車のシュレッダーダスト等を広域的に集め、溶融処理により有価金属を濃縮し、併せて大規模な熱回収・発電を行う施設である。また排出される溶融飛灰も溶融飛灰再資源化施設において製錬原料化しリサイクルする。
   ○溶融飛灰再資源化施設(民間)
   ○有価金属リサイクル施設(民間)

【関連施設】
 県が既存産業基盤の中に整備する中間処理施設については、豊島廃棄物等と直島町の一般廃棄物を無害化処理するもので、副成物の溶融飛灰は製錬原料化され、溶融スラグは公共工事に使用するコンクリート骨材等として再利用する計画である。
   
   ○豊島廃棄物等中間処理施設(県)

(3)環境教育・環境学習としての利用

 溶融飛灰再資源化施設、有価金属リサイクル施設及び豊島廃棄物等中間処理施設は一般に公開し、リサイクル現場を見学できる環境教育・環境学習施設として利用する。
 
(4)安全対策・環境対策

 事業の実施に当たっては、製錬所が施設の運転・管理に際し、周辺環境に影響を及ぼさないように万全の措置を講ずるとともに、新しい環境産業を展開するためには、住民の理解と協力が不可欠であることから、溶融飛灰再資源化施設及び有価金属リサイクル施設における廃棄物の処理に関するデータ(排ガス濃度など)等を積極的に公開する。


 

この地図は、国土地理院発行の25千分1地形図(電子地形図25000)を使用したものである。