ほっと県議会 県民と議会を結ぶ『かがわ』
香川県議会:香川県高松市番町四丁目1番10号
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11月定例会(11月24日から12月15日)
代表質問 11月28日
高木 英一議員(自民党議員会)
来年度予算の編成等
問:補正予算と来年度予算編成の考え方は。
答:(浜田知事)補正予算には、国の今年度第2次補正予算を活用して、福祉施設の防犯対策強化のための取り組みや生活・産業基盤の整備等について、効果が早期に発現できるようにするとともに、交通死亡事故抑制緊急対策や地方創生の取り組みの推進等、本県独自の喫緊の課題に対応するものも同時に編成した。
 来年度予算編成にあたっては、今般、見直しを行った「財政運営指針」に沿って、引き続き、財政健全化に向けた取り組みを進めつつ、人口減少の克服と地域活力の向上への対応に軸足を置き、「新・せとうち田園都市創造計画」と「かがわ創生総合戦略」を着実に進展させていきたい。
自転車の交通安全対策
問:自転車の交通安全対策の取り組みは。
自転車運転免許証答:(知事)自転車に的を絞った街頭キャンペーンやスタントマンによる交通安全教室などの啓発活動に取り組むとともに、本年度から、県内の全高校生に「自転車運転免許証」を交付する事業をスタートさせた。
 また、自転車歩行者道や路面標示等による自転車通行環境の整備を行うなど、自転車の安全な通行空間の確保に努めている。
 さらに、他県で制定が進んでいる自転車の安全利用に関する条例について、本年8月に、有識者や関係団体の代表者等で構成する「自転車条例に係る協議研究会」を設け、幅広く議論いただいており、その議論を注視していく。
豊島廃棄物等処理事業
問:廃棄物等の搬出及び処理の状況と今後の取り組み、搬出期限の厳守に向けた知事の決意は。
答:(知事)調停条項に定められた搬出期限を厳守するため、今月から、毎日輸送船で廃棄物等を豊島から搬出し、直島環境センター内で一時保管を開始した。処理については、今年度は、全体としては計画どおりに行われている。豊島処分地では、つぼ掘りが連続して見つかっていることから、正確な廃棄物等の処理対象量を把握し、必要に応じ一層の対策を講じながら、安全と環境保全を第一に、搬出及び処理を可能な限り急ぎたい。
 本事業は、県政の最重要課題の一つであり、今年度末までの搬出期限を厳守するよう、全力で取り組む。
建設会社の応急体制の確保
問:大規模災害発生時における建設会社の応急体制の確保に向けた取り組みは。
答:(知事)県では、香川県建設業協会等と災害協定を締結し、大規模災害発生時の協力体制を構築しているが、建設会社の災害対応力の強化を図るため、BCP(※1下記参照)認定制度を創設し、BCPの策定の促進に努めてきた。今後は、BCPの更新時に、これまでの取り組みの検証を行うとともに、専門家による勉強会を行うなど、より一層の支援に努める。また、一般競争入札の総合評価等において、建設機械の保有台数や建設業に携わる常勤雇用者数などを評価するほか、受注機会の確保を図るなど、建設産業の持続的発展を促進し、建設機械や従業員などの安定的確保につなげる。

※1 BCP=自然災害などの緊急事態において、企業が事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続や早期復旧のために、平常時の活動や緊急時の事業継続の方法、手段などをあらかじめ定める計画(事業継続計画)のこと。
新県立体育館整備
問:新県立体育館の建設地は。
答:(西原教育長)新県立体育館については、施設を建設した後に県民の方々に親しまれ、頻繁に利活用され続けることが大切である。また、施設を有効に活用できるという観点からも、誰もが行きやすい場所にあることが重要であり、他県でも、大量輸送が可能な最寄りの鉄道駅に近い場所に、その多くが立地している。高松市からの協力等が得られるならば、現時点では、JR、コトデンの主要駅をはじめ、港にも近く、商店街等の商業施設、多数の宿泊施設、県立ミュージアム等の文化施設にも近接すること等も考慮し、市の土地を含めたサンポート高松での体育館建設の方向で進めるのが良いのではないかと考えている。
交通死亡事故抑止対策
問:交通死亡事故抑止対策の取り組みは。
答:(千野警察本部長)これから年末にかけて、日没が一層早くなり、飲酒の機会も増えるため、飲酒事故発生路線や繁華街周辺における飲酒検問、薄暮時間帯における交差点関連違反等の取締りを強化する。とりわけ本年は、8月以降、週末に交通死亡事故が増加していることから、週末の交通取締りについても強化していく。
 また、高齢歩行者に対して、警察官による薄暮時間帯における保護誘導活動や反射材の直接貼付活動を強化するとともに、「早めのライト点灯」や「反射材着用の徹底」等、交通事故防止に必要な安全行動の実践を訴える広報啓発活動を推進する。

山本 直樹議員(自民党県政会)
地域防災力の強化
問:地域防災力の強化に向けた市町への支援は。
答:(知事)地域防災力総合支援事業を、平成26年度に創設し、市町の実状に応じた取り組みを幅広く支援しているが、本年度が最終年度となり、市長会等からは、支援継続の要望がある。また、本年4月に発生した熊本地震で、物資の仕分けや配送が滞るなど、新たな課題も生じている中、県民の生命・身体・財産を守るため、市町が果たすべき役割は、ますます重要になっている。
 このため、本事業のこれまでの成果等を踏まえ、重点的に強化すべき分野に特化した新たな支援制度について、今後、各市町からの意見等を踏まえながら、具体的に検討していく。
全国育樹祭
問:全国育樹祭の開催時期と香川らしい式典行事の内容は。
答:(知事)全国育樹祭の開催時期は、台風の少ない11月の日曜日に開催したいと考えており、現在、宮内庁等と調整中である。
 式典行事の内容は、昭和63年に本県で開催された全国植樹祭で、当時の皇太子同妃両殿下がお手植えされた樹木を、皇族殿下がお手入れされるほか、様々なアトラクションを行い、本県発祥の「どんぐり銀行」活動など、県民参加の森づくりについて発信していく。また、香川の風土や生活に根ざした特徴的な伝統芸能に加え、サヌカイトを中心とした演奏や詩の朗読などを行い、香川の特色を表現した魅力あるものとなるよう努める。
待機児童対策
問:保育士の人材確保に向けた取り組みは。
答:(知事)今年度、新たに配置した「求人開拓コーディネーター」が県内の民間保育所等を訪問し、人材バンクに登録している保育士とのマッチングを図り、就職を促進している。また、県内で5年間保育士として就業することにより、返還を免除する「保育士修学資金貸付」の対象者を今年度は拡大しており、今後、より一層の拡大を図っていく。また、保育士の負担軽減、事故防止を図るため、保育補助者の雇用に対する支援について、各市町と共に検討するとともに、保育所と保護者の相互理解を深め、職場環境を改善するための「一日保育士体験事業」の拡大に努める。
水産業の振興
問:養殖業や漁船漁業の経営安定と担い手の確保・育成にどう取り組むのか。
島鱧(しまはも)答:(知事)オリーブハマチなど本県の特長を生かした養殖水産物の生産振興や販売促進に取り組むほか、餌飼料価格高騰への支援を継続し、加工機器の整備や養殖技術の向上を支援している。漁船漁業については、売れる地魚の安定供給に努めるとともに、小豆島の「島鱧」など地域特産物のブランド化への支援や、収益性の高い貝類の種苗生産技術開発にも努めている。
 また、新規就業者に対しては、国の支援制度に加え、県独自の「かがわ漁業塾」や漁船・漁具リース事業など、就業から定着までの一貫したサポートに努めている。
新県立体育館の整備
問:新県立体育館の建設地は何に重点を置いて判断したのか。
答:(教育長)大勢の観客の方に繰り返し来てもらえるよう、公共交通機関、特に鉄道によるアクセスが良好であるという視点も含めて検討した。現時点では、JR、コトデンの主要駅をはじめ、港も近く、県内外から多くの人が集まりやすいこと、コンベンション施設や商業施設、宿泊施設、文化施設にも近接し、施設相互の有効活用を図ることで、一層の交流人口の拡大につなげ、全県的な経済波及効果も期待できることなどから、地元高松市の協力が得られるのであれば、市の土地を含めたサンポート高松での体育館建設の方向で進めるのが良いのではないかと考えている。

山本 悟史議員(リベラル香川)
少子化対策事業の推進
問:少子化対策事業の成果と課題、今後の取り組みは。
答:(知事)10月14日に結婚を希望する独身男女の結婚を支援する「かがわ縁結び支援センター」を設置したほか、妊娠・出産に関する相談支援体制の充実や、子育てに伴う経済的負担の軽減などの施策を実施し、「イクケン香川」として広く県内外に情報発信している。しかし、出生数の減少傾向が続いているため、出生率の向上対策に全力で取り組む。
 また、各市町の取り組みを支援するため、専門性の高い相談事業や、結婚支援、子育て支援に関わる人材育成、人材確保など広域的な事業を実施していく。
働きやすい職場環境づくり
問:長時間労働の是正についての考えは。
答:(知事)県内の中小企業にアドバイザーを派遣し、次世代育成支援対策推進法等に基づく一般事業主行動計画の策定を働きかけ、就業規則の見直しや、短時間勤務の導入など、長時間労働の是正につながる取り組みを支援している。また、ワーク・ライフ・バランス推進の成果が特に優れている企業を表彰するとともに、新たにこうした優良企業を紹介する事例集を作成し、配布した。さらに、「香川働き方改革推進会議」に参画し、関係団体と連携して、企業トップへの働きかけ
や地域全体の気運の醸成を図っていく。
がん対策
問:がん対策の取り組みは。
答:(知事)がんの早期発見・早期治療のために「がん検診受診率向上プロジェクト」等の広報啓発を行うとともに、乳がん月間の10月の休日に乳がん検診を実施するなど、がん検診を受診しやすい環境の整備を推進している。新たに、県内の大学等で子宮がんの健康教育と併せて集団検診を実施する取り組みや、事業所ぐるみでがん検診等の受診等を促す取り組みを実施するなど、がん検診受診率の向上等に努めている。また県内5か所のがん診療連携拠点病院の相談支援センターや、患者会への委託によるがん患者と家族への相談支援を行っている。
花きの振興
問:「若者」や「アート」の視点による花き振興の考えは。
瀬戸内国際芸術祭の盆栽作品答:(知事)本年2月に全国初の「高校生花いけバトル」を開催し、8月に2回目を開催したところ、参加校・参加者ともに増加するとともに、県外でも広がりをみせていることから、全国大会の開催を検討していく。
 また、瀬戸内国際芸術祭では、アーティストと組んだ新しい形の盆栽の作品が、若い世代を中心とする多くのアートファンから高い評価を得ている。
 今後、新しい盆栽のイベントでの展示や花いけバトル等により、若い世代の花きへの関心を高めていく。
■ 議員提出議案 ■ 請願・陳情  
■ 代表質問 ■ 一般質問 ■ 常任委員会だより
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